熊本地震からしばらく経ち
避難所にも格差ができてきているような気がします。
ある避難所ではまだ廊下で寝泊まりしている方も多く
雨の日には湿気の多い床に近い場所に顔があります。
ある避難所では仕切りができ
プライバシーが守られるようになりました。
また、ある避難所ではダンボールのベットが設置され廊下よりも快適に眠れるようになったようです。
ダンボールベットが設置されました。
しほ先生と
あったかくてしっかりしているベッド。
これは何度も再生して利用できるそうです。
非難されている方も減り
受講される方も一気に減りました。
それは嬉しくもあり寂しくもあり。
避難所で仲良くなった方々の顔が見られなくなるのも
ちょっと寂しかったりましす。
現在の城東小学校は非難されている方は少なく
もうすぐ閉鎖されてしまう他の避難所からの方々の受け入れを準備されているようです。
いつも上品なおばあちゃま。
体育館の後ろに書かれた絵を私に説明してくださいました。
もう、相当お年のようですが
いつもお一人でいらっしゃいます。
「立派な熊本城に子供達の笑顔、青い空に川があり
あちらが金峰山、こちらには外輪山。なんて素敵な絵だと思いませんか?
私はこの子供達の笑顔一つ一つがとても素晴らしいと思うのよ。」
何気なく見ていた大きな絵。
まだ、美しく壮大な熊本城が真ん中に描かれています。
この絵を見ると元気になるそうです。
まだまだ、熊本は泣いています。
一部は復旧し動いていますが
みんな必死に生きています。
一歩外に出た場所は
GWだの
いつもの生活がテレビから流れてきます。
なんだか変な感じ。
でも、それは現実であり
受け入れ前に進むしかないのだと思います。
廊下に寝ている方々の健康状態も気になります。
自宅に赤札を貼られた人たちの今後も気になります。
他人事なのに
おせっかいな私は
いらぬ気を張ってしまいます。
それでも、避難所へ足を運び
みんなと挨拶しながら会話をするのはとても楽しいです。
最近一番楽しいのは
熊本城周辺の整備をされている皆さんに挨拶をすること。
Jr.が少しずつ言葉を覚え
「ハロー」
「おはよー」
「ヤッホー」
ってみんなに声をかける姿
朝から晩まで24時間ずっとそこにいる方々のちょっとした笑顔一つ一つが
なんか元気になります。
朝一番
「おはようございます!」
ってね。
挨拶するの
気持ちいいです。
なんか幸せです(笑)