放送文化大賞2015 | 熊本ヨガ講師 RYOのYOGA的美人道

熊本ヨガ講師 RYOのYOGA的美人道

熊本ヨガ講師Ryo
【ホットヨガ】
STYLISH YOGA ROOM Padma
【yoga】
SAHAJI

目指していたのはメイクアップアーティスト。
外側を磨くことから内面を磨くことに変わり
女性のため、新しい命のために
指導するヨガの講師となりました。

実は

「産みの選択」


NNNドキュメンタリーで今年、放送された

私の出産に関して妊娠初期から密着取材を受けておりました。


私の出産がなぜ密着されることになったかというと

私には

染色体異常という遺伝病発症確率が高いため

産まれてくる男子に障害が発症する確率が高いからです。

(X性連鎖遺伝)


亡くなってしまった祖父や叔父は重度の障害者でした。

また、現在は兄や弟も同じく発症し障害者です。


このことをカミングアウトしたのはこのドキュメンタリーがきっかけでもあります。

私は今までずっとそのことを隠してきました。

幼少期にそれで幾度もいじめを受けてきたから、その環境から逃げたかった。

いじめは幼い子供同士な間ではなく大人たちからのものだったため

幼い私は精神的にとてもつい幼少期をすごしました。


そんな中

自分が妊娠し赤ちゃんが「男子」と言われた瞬間

よぎったのは

「もしかして

私も障害者を産むんじゃないか・・・・」

ということ


いじめられた心の傷

老いていく障害者2人の兄弟を今後見ていくという責任


成長を楽しめることなくずっと側で付き添うことがどれだけ辛いかということは

幼い時から痛いほどわかってきた。


老いても子供。

そのためにずっと働き続け支え続ける毎日。


2011年日本に震災が起こる。

と同時に

お腹の胎児は「男子」と判明した。


健常者なのかという検査のすべもなく

その頃は、見渡す限り水も物資もなく

自衛隊は支援で駆り出され・・・


産むか、早産させるかの選択タイムリミット。

性別がわかり堕胎が法律上許される週数は

のこり約2週間。


その時の私は


19週に入った時

私は分娩台に乗ることを決意しました。


それから2年。

新しい命をさずかりましたが

不安との戦いの始まりでもありました。

医学は進歩している

そのことを信じてもう一度出産という大きな命を懸けた出来事に

立ち向かう覚悟を決めました。


男の子だからと殺すのか

女の子だからと産むのか


男の子だったけど勇気を出して障害を受け入れるか

女の子に私と同じおもいをさせるのか

医学の進歩を信じて

自分を信じて

おなかの赤ちゃんを信じて


私はひとり親としてお腹の男の子を産むことを決意しました。



そして明日11月10日発表される

日本放送文化大賞グランプリ候補番組としてエントリーされました。



第11回日本放送文化大賞・グランプリ候補番組


九州・沖縄地区 

現場発!「産みの選択 ~命と医療のはざまで~」
〔2015年5月29日(金)1時59分~2時39分〕


 日本民間放送連盟(民放連)は、会員各社で質の高い番組がより多く、制作・放送されることを促すことを目的に、日本放送文化大賞(英文名:Japan Broadcast Culture Awards)を2005(平成17)年に制定いたしました。“視聴者・聴取者の期待に応えるとともに、放送文化の向上に寄与した”と評価される番組を顕彰し、ラジオ、テレビそれぞれにグランプリ1番組、準グランプリ1番組を選定します。  審査方法は、民放各社から参加のあった番組を対象に全国7地区で地区審査を行い、中央審査に提出する候補1番組(グランプリ、候補番組)を選考した後、地区提出の7番組により中央審査を行い、グランプリおよび準グランプリを決定します。
 審査員は、視聴者・聴取者皆さんの視点で選考を行うため、民放各社の番組審議会委員、新聞社・通信社所属の記者、広告関係者らにより構成しています。
 審査結果の発表と表彰は、毎年秋に開催する「民間放送全国大会(民放大会)」の席上で行い、受賞番組を制作・放送した会員社に賞牌と報奨金(テレビ グランプリ1,000万円、準グランプリ500万円、ラジオ グランプリ300万円、準グランプリ150万円)を贈ります。また、番組制作を支えてくださる関係者(製作協力会社・制作者、出演者など)や広告主にも賞牌をお贈りしています。
 番組のジャンルは問わず、すべての番組を候補として審査を実施することと、グランプリ、準グランプリ受賞番組については、多くの皆さんに視聴・聴取していただくために、原則として表彰から3ヵ月以内に全国放送を行うことが、本賞の大きな特徴です。