6月18日。雨のち晴れ。

坂口恭平『生きのびるための事務』読了。

10年後、僕は何をして生きているのか。

揺るがないのは夜にちょこっと料理を作ってお酒を飲むこと、キャンプをすること、あとはたまに映画を見たり本を読んだりすること。この日記も続けているかもしれないなと、ふと思う。絵を描くこともたぶん続けているだろう。何度も飽きたり失望したりでやめるものの、やっぱりまた描きたくなって現在に至る。きっとそういう性分なんだろうと諦めるしかない。あとは畑だな。農業で食っていこうとは思わないけど、近くに畑があると安心だし、まあ言ってしまえばでっかい食糧庫みたいなもんで、もっと言えばお金が生えてるみたいなものだからめっちゃお得。土さえしっかり準備してやればあとは適当でいいことも学んだ。

お酒。料理。アウトドア。絵。文章。

絵と文章をなんとか収入につなげる方向で考える。あとは趣味。

一万円の絵を一日一枚描けば年収365万円。三枚だと1,095万円。でも、これもまずはしっかりとした場所がいる。やっぱり絵を描くには生活空間とは別にアトリエっぽい空間がいる。直近で手に入る予定なのは、新築の僕の部屋。そこで可能なことを考える。するとやっぱりパソコンで描くことに辿り着く。そうすると以前からずっと気になっていたZbrushをやってみたいなあとなった。

それもそうだし、僕は本当にフリーランスとして生きていきたいのか、と以前からずっと自問自答している。仕事の内容が刺激的でそこそこの収入と適度に自由な時間があればサラリーマンとしてチームで仕事をすることに対してまったく嫌な気持ちはない。だとすると、やっぱりZbrushになってくるのか。求人サイトをいくつか見たけど、Zbrushが使える人材を募集している企業は結構あった。だとすると、部屋とパソコンが手に入るまでは基礎をもういちど勉強しながら、ぼちぼち作品を仕上げていくのがいいのかもしれない。

というようなことを坂口さんの本を読む以前からなんとなくは考えていた。方向性としては間違ってはなさそうでひと安心。ただ、10年後の具体的なスケジュールをノートに書いてはいなかったので、さっそくそこからはじめてみる。