背は大きくても、4歳児は4歳児である。 


生意気なことを言う。


時には難しいことを言ってくると、一瞬「えっ?」と身構えてしまう。


そして、こちらの言葉に反論してくる。


ドキッとさせられる。


しかし、何も分かっていない。


それが4歳児なのだ。


どう対応してよいのかわからなくなる。


「手を上げるな!おこるな!」と言われると、尚の事わからなくなる。


叱ると怒るは、冷静に考えるとその違いはわかる。


4歳児と2人で遊んでいる時は、その対応に困ることが多々ある。


皆んなは、どう対応しているのだろうか?


もう天を仰いで「とーちゃん! 困っております!」と、叫ぶ。


しかし、事態は全く変わらない。



 そんな4歳児とスキーを持ってロープウェイに乗るのだ。


スキー靴をはいて、階段の上り下りも大変だろうから、たいちのスキーブーツを持つ。


それ以外は身につけてロープウェイに乗る。


たいちは、とーちゃんとたいちのストックを持つ。


乗る前に事務所に寄り、挨拶をする。


一瞬、たいちを預けてトイレに行く。


とーちゃんは、これをしたかったのだ。


たいちは女性職員の方々にイジられて、ご満悦だ。


 ロープウェイの中で窓に張り付いて外を見ている。


上の駅舎に着くと、「あーあ、もう着いちゃった。」と不満気だ。 


ずっと乗っていたいのだ。


 スキーブーツをはいて、300メートルの長い雪道を歩く。


リフトまで歩かせるのが大変である。


そして、リフトに乗り山頂で降りる。 


女性が1名雪壁近くに立っていた。


見るからに、完全なる山スキースタイルだ。


でも、コチラをチラチラと見ている。


「こんにちは」と私が挨拶をした。


私は、ヘルメット、ゴーグルをされると全く誰が誰だかわからなくなる。


すると、その女性が、「こんにちは。何才ですか?」と聞いてきた。


「4才です。」と答える。


「たいち君?」と間髪入れずに聞いていた。


「えっ? なんで分かるの?」もう、私の頭の中は、渦巻状態だ。


「ブログ見てます。ユーちゃん(u5)の友達です。」という。


もう、尚更理由がわからなくなる。


放心状態である。


こんな事があるのですね、という状況だ。


 黒岳は、私のホームグランドだから、知り合いに出会う確率は高いかもしれない、


でも、スキーウェアだし、ヘルメット、ゴーグルしているし。


石室でも一番目立たない存在なはずである。


たいち君を連れてスキーをしていると、もしかしたらブログ読者ならわかるのかもしれない。


それにしても確率低いはずだよな。


 大変驚いた日でした。


帰りのロープウェイでも一緒で。


またお会いすることを楽しみにしています。