1週間スキー場の営業が延びただけでも私にとってはラッキーだった。

時折、巡回をして自分の滑りを確認している。

端から見ていたら、遊んでいるようにしか見えないかもしれない。

しかし、スキー技術の向上はスキーパトロールにとって重要な項目の一つなのだ。

     スキー場でそこのスキーパトロールが下手くそであれば、そこのスキー場の威信にかかわる。

そして、安全対策、怪我人対応が未熟であればそこのスキーパトロールの威信にかかわるのだ。

本来、そうなのだが、それを理解していないスキー場もスキーパトロールも多々いる。


ここもその一つのスキー場だ。


それが残念でならない。



      私個人としては、今シーズンの最低目標は達成した。


毎年、自分の中で小さいが、目標を持って仕事を始める。


目に見えない自分の中での葛藤も多い


形にならないものもある。


     その目標とは別に前十字靭帯再建手術前の滑りに戻差なければならないという、心の中でずっと引っ掛かっていた大きなしこりがあった。


手術後、数年にわたり左右の筋力バランスも筋力も落ちていた。


それを数年掛けて何とか取り戻しつつあった。


ようやく、今シーズン初めにある程度以前の筋力とバランスを取り戻せた。


その後に残っていたのはスキーパトロールとしてのスキーの滑りだった。


今シーズンも毎日巡回をして、ようやく、感覚的にも筋力的にもある程度納得できる滑りに戻ってきた。


ホッとしたというよりも、スッキリした感じである。



ここから、また新たなスキー技術を目指して、来シーズンを迎えたいと思う。


私の目標とは、スキー技術とはまた別のところにあります。


スキーパトロールとしての小さな目標です。


それは私の心の中に大事にしまってあります。



      本日最終日。


快晴の風のない春の陽射しが暖かい週末です。


例年よりも遥かに暖かい日が続いています。


雪解けも急速に進み、赤井川落合の我が家の周辺も一日で30センチ近く雪が減っています。


今日も春というよりもサマースキーですね。


パトロールウェアの下は、Tシャツ短パンですが、暑いです。


汗だくです。


午後の作業の合間に全コース滑って朝里川温泉スキー場の滑り納めとしょう。


そして、明日は、撤収作業だ。