ストップ雪

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     週末のアトミックの大会が終わり、ここ朝里川温泉スキー場は完全にオフシーズンとなった。

3月に入ってから、来場者は激減したが、更にまた減ってしまった。


それでもまだスキー、スノーボードを楽しみに来てくれる方々がいる。


昨日でブルーコースが今シーズンの営業を終えた。


ゴルフ場の除雪により滑走できなくなったのだ。


まだまだ雪はあり、更にコンディションも良いので個人的には残念だ。


    週が明けて、今日は新たな降雪が5センチ程あった。


この雪が曲者で、全く板を走らせない。


つまり、「ストップ雪」だ。


湿った雪は、黄砂を含んでいるようで微かに黄色い。


この黄砂がスキー、スノーボードの板を止めてしまう。


圧雪された上に降り積もり、滑っていても楽しくないどころか急に止まってしまう。


ある意味大変危険な雪なのだ。



     チラチラと雪が舞うなかで、今朝一番で各コースの始業点検をする。


昨日の強風で倒れたり、傾いたポールネットを直しつつ降りる。


作業しつつ時折下を眺めるが、営業が始まっても来場者は疎らである。


そして、上から下までオープンコース全てを点検したが、どこも滑らない。


「あーっ、今日はもう滑りたくないな。」と思いつつ作業板を出した。


シーズン初めにホットワックスを入れたままなので、ほぼノーワックス状態だ。


その板に変えて一本巡回してきた。


最近使っているスキー板よりは滑る。


そこそこ滑るが、やはり板が走らない。


男性スキー客の方と話をしたが、やはり滑らないとのこと。


新たな降雪がなければスキー場のコンディションは良かったのにな、と思うが降ってしまったので仕方がない。


そうは言っても気持ちのモヤモヤがある。


その矛先は黄砂にむかう。


黄砂は中国から季節風にのってやって来ると言う。


「中国とは、どこまで厄介な国なのだ!」


「だから、中国は嫌いなのだ!」


と、悪態をつきたくなる。


まあ、私のブログを読んでいる中国の方は間違いなくいないだろう。


あ、もしいたらスミマセン!


中国が嫌いなのは、政府だけなので。