4月初めの休日にチビ助の泰地と雪遊びをした。

尻滑りやソリ遊びをしつつ春めいた周辺を眺める。


日に日に積雪が減り、道にはもうほぼ雪がなくなっている。


春の青い空が広がり、雪は音をたてて解けていくようだ。


川の水も増えて流れも早い。


周辺の山肌は雪が崩れて黒い地面が露になっている。


いつの間にか3月半ば過ぎまでいたオジロワシのツガイも北へ渡っていったようで姿がない。



   尻滑りをしつつ、汗が吹き出る。

まるで桜の季節のような陽気である。

3月から寒い日はなかった。

雪も積もった記憶はない。

ネコヤナギが顔をだし、水芭蕉が咲き始めた。

木々の芽が膨らみ、今にも開き出しそうだ。

ひと月ほど早い春の訪れだ。


その夜中にスマホの着信音が立て続けになり、目覚めた。


寝ぼけた頭でスマホを開くと、メッセンジャーに着信があった。


私が訳のわからないメールを送ったらしい。


「これなに?」と言う返信が幾つもある、


誰にも何も送った記憶はない。


「よくわからん!」と思いつつ寝てしまった。



    早朝、目覚めるとメッセンジャーに着信が更に多くあった。

「うーん?」と思いつつ、「皆に何も送ってない。」とメッセンジャーで送り返した。


すると、フェイスブックを乗っ取られたのでは?と言うメッセンジャーが友人から届いた。


「なるほど❗️乗っ取られたのだ。ヤバイヤバイ。」と思いつつ、慌てている自分がいる。


ウイルスのついたメッセージをメッセンジャーで誰かが私のフェイスブックから発信しているのだ。


被害者がでないように退会することにした。


とりあえず「乗っ取られた‼️」とフェイスブックから友人たちに発信した。


その後直ぐに一時退会して、仕事の合間に再開しパスワードを変更してから退会した。


パトロールの仲間にフェイスブックを乗っ取られたと話すと、なぜか皆喜んでいる。


他にも一人乗っ取られた隊員がいて、話を聞くと、パスワードを変更してその後今まで通り使っているらしい。


更にその数日後、フェイスブックの個人情報が流出していると言うニュースをネットニュースで読んだ。


「やはりね、パスワードなんてそんなに簡単にわからないよな。


SNSは怖いな。」と改めて感じた。


名前、性別、年齢、居住地、電話番号と全て打ち込んでいる。


人によっては、クレジットカード番号も入れているだろう。


そして、他のSNSと連動させている人も多い。


私などは、フェイスブックに登録してはあったが、近年ほぼ使用していなかった。


インスタ等はやっていない。


このアメブロとも連動していない。


それが救いだった。


それでも、気持ちが悪いのでパスワードを全て変更した。


電話番号も変えたいくらいだ。


フェイスブックは何も責任がないらしい。


不思議だ。


多分、この先SNSはやらないだろうな。


ブログだけで私は十分である。