選手だけではなく、コーチ陣、スタッフ、ファン・サポーターの全員でもぎ取った勝利ではないでしょうか。
引き分け、負けと結果が出ない中で迎えた3連戦の最終戦。間隔が短いなかで立て直せる力が備わっているのか早くも正念場を迎えた感じがありましたが、見事に立て直しました。それも試合の中でも立て直しましたね。
スタメンを5人入れ替えましたが、3バックは継続してスタートしました。が、開始早々に失点するし、先制して余裕が出来た栃木のハイプレスに苦しんでパスが繋げない、ミスも連発するというありさまで、さらなる失点が見えてきたところで、ベンチから4バックへの変更指示が入る。すると、ミスも減りパスが繋げるようになり、押し込むことができるようになる。が、ブロックを作って中央を固められては、なかなか決定的なシュートチャンスまで作れない。難しい展開になるかなって思った前半終了間際に、GKからの不用意な繋ぎにプレスを掛けて奪ったボールを今季初スタメンの一美選手がしっかり流し込んで同点に。
これで一気に息を吹き返し、後半はスタートからボールを繋いで相手を押し込む展開に。逆転弾は狭いスペースにパスを通して出来たサイドのスペースに叩き、ドリブルで深く抉ってのマイナスの折り返しを一美選手がズドンでしたが、相手選手が多くいるなかで見事にパスを繋ぎ、複数の選手が連動してゴールでスカッとしましたね。その後は守りを固めて相手を前掛りにさせたところに鋭いカウンターを何度も繰り出して、得点こそは奪えませんでしたが、たくさんチャンスを作れていました。
開始早々の失点で崩れてもおかしくなかったところをコーチ陣が立て直し、それに奮起して選手が躍動して勝ちを手にしましたが、前日には公式サイトで、当日は試合前に監督が自発的にサポ席に足を運んで、ファン・サポーターにさらなる応援を呼び掛けるという昨季までは全くなかった行動もあって、ファン・サポーター(特に現地にいた方)は心のこもった一体感がある応援で選手を支えたんじゃないかと思いますので、全員でもぎ取った勝利と言えるじゃないでしょうか。