珍しく続きを書いている自分に感心してます。
ランクル君のウーファー作りの記録を書いてみようかと・・・
1年位前にトランクBOXのウーファーを組んだのですが、予算の都合上手前のハッチの部分は後回しになっていました。
オーナーさん、頑張ってお金を貯めてきたので残っていた部分の作業に取り掛かりました。
ランクルの場合、リアハッチが上下に開く為どうしてもハッチの部分がノーマルだと寂しい感じがします。
この写真にはボードを張っていますが、まずは土台作りから始めました。
ノーマルは、ボードがはってある位置にモケットのカバーが付いていましたが、この形状をコピーしてノーマル事態にボードを張り、取り外し自由にしました。
ランクルは、このハッチの裏にテールランプなどがある為、何かあった時にも対処が出来るようにします。
これを土台にし、これからスピーカーを取り付けるための土台を作って行きます。
使用するのはMDFボード。
めんどくさがり屋の私は、スピーカーをそのまま型取ります。
型を取り終えたら、このように細かく切って中を抜きやすくします。
円の中を抜くには、数箇所にドリルで穴を開け、そこにジグソーなどの歯を入れて切り抜きます。
MDFはオガクズなどの圧縮版なので、通常の板より簡単に切ることが出来ます。
機械の無い人なんかは、イトノコを使用しても簡単?に切る事が出来ると思います。
今回は、4つのスピーカーを取り付けますので、同じものを4個作ります。
切れ端などは、取っておくと次の作業に使える物もありますので、むやみやたらに捨てないで取っておくと便利です。
イメージ的にはこんな感じです。
切れ端を使って、更に厚いMDFに型取り、安定した土台を作ります。
BOXの外周はFRPで作る為、接着剤で固定します。
FRPが固まって強度を出してくれるので、各部の接着はアロンアルファーを大活躍させます。
出来上がったら位置あわせやイメージの確認の為に毎回このように車両に仮置きします。
この段階でイメージとかけ離れていたら修正するのは簡単ですが、どんどん進んで行ってからだとどうにもならなくなるので、面倒でも必ず確認作業はやった方が良いと思います。
イメージ&位置決めを確認してOKであれば、これにFRP樹脂を張り込んでいきます。
FRPのシートや樹脂などは、今はホームセンターに売っているので簡単に手に入ると思いますので、自分で挑戦する人などは便利だと思います。
直接FRPを張って、そこに樹脂を塗ろうとするとうまく行きません。
FRPをダンボールなどの上に置いて、そこで樹脂を塗りこみ樹脂に浸透してから張りこんでいきます。
FRPが完全に硬貨したら、パテで形を整えていきます。
このように、左右対称の物の場合にはなかなか同じ型になりません。
必要であれば、FRPの部分まで削って再度FRPを張り込み、パテを塗って形を合わせていきます。
何度も同じ工程を繰り返し極力左右同じ形になるように頑張ります。
ワンオフの物作りの良い所は、”世界に1つ”だけでなく、必要に応じて形やサイズを変える事が出来るという事です。
ようするに、いくらでも変更が出来ると言う事です。
初めからある物をまったく同じ形やサイズにするのはとても大変な事ですが、まったく無い物を作ると言う事はある意味”楽”なのです。
あとは、パテとの戦いとなります。
盛って削って、盛って削っての繰り返しで形を整えます。
パテの色の違いは、細かさの違いです。
グレーの部分は、厚盛できる専用のパテを使用しています。
水色の部分は、キメの細かいパテで粗をとり、茶色のパテで更に細かい粗を取って行きます。
写真を撮るのを忘れてしまい最終段階の画装はありませんが、この工程を繰り返し凸凹を取ってツルツルの状態まで持って行きます。
更に、その上にサフェーサーを吹いてペーパーで磨きを掛けます。
そうすると、つるっつるの状態になります。
その状態から塗装に移りますが、塗装でなくてもレザーなどを張っても良いと思います。
今回、このランクルには前回ご紹介致しましたようにクローム化工をしました。
これは、幾つかの溶剤を散布する事で科学変化を起こしてクロームにさせる物です。
下地処理が出来ているものであれば、何でもこんな感じでクロームになります。
たとえば、今まで不可能だった”木”や”レザー”なんかもクロームにする事が可能です。
”ここをクロームにしたいけど、ABS樹脂じゃないからできない”とか、”クロームパーツが出ていない”などの場合にはすごく便利だと思います。
LEDチューブやLEDテープを多用してこんな風に仕上げました。
クロームが沢山入っている為、ライティングすると光が散乱してとってもキレイです。
それでは皆さんごきげんよう!