今年の冬は例年よりあたたかいので、いつもよりも楽に試乗・点検ができます。


今回 ご紹介するDucati ST-3 車検を取っての納車整備渡しなんですが、お客様が【茨城県】とすこし遠方のためと走行も36707㎞と頑張ってる車輌ですので念入りの整備とその確認の為に試乗も3回に亘ってやったのでご紹介します。


整備はメカニック暦34年の我がパドック工場長 高橋秀和の手によるものです。

写真を見て解かるとおり、まじめ一筋です。

自他共に認める職人魂な彼は お約束通りのおしゃべりがほんの少し苦手ときています。いい所いっぱい有るのにやはり天は二物を与えませんね・・・あせる

バイクとの会話(特に電気系)はすこぶる達者ですので、難解な修理の祭は彼の出番です。

仕上がりを重要視しているので作業のスピードは二の次で、丁寧な仕事は私も太鼓判おしますよ音譜

だからって 作業が遅いわけではないので、念のため・・・シラーそれにしても作業が立て込んだときはどうしてもお時間はかかりますのでご了承くださいねチョキ



詳細の画像は割愛しますが下の一枚を見ていただくと整備の内容が伺えると思います。


先ずは ほんのわずかですが漏れの見られたkayaba製フロントフォークシールとダンパーオイルの交換。

この際ですから二本とも同じ作業します。

エアークリーナー点検、スパークプラグは二気筒ですが、デュアルスパークエンジンなので4本の交換です。


下が【タイミングベルト交換風景】です。

 距離または経年で交換するものです。デスモエンジン要の部品ですから中古整備の中に組み込んでます。こちらの費用はなんとパドック持ちです^^;

ベルトの張りは強すぎず弱すぎず、専用の調整診断機を使って調整します。

このあたりはやはりディーラーでないと出来ない作業ですよねアップ


この他 整備で交換したものは

我が社のお約束高額パーツであるバッテリー新品交換をはじめとして、shell AX-7オイル 純正オイルフィルター、LLC(ロングライフクーラント)、ラジエターキャップです。

その後に車検の整備に入って当社にて車検ラインを通って無事に静岡のナンバーを取ります。

さてと・・・試乗に入ります。

以下が今回も使っていた試乗コースです!玉露の里を折り返して帰ってくる基本なコースと

このほか ショートなツーリングコースも織り交ぜて利用しますしご一緒できる方は

事前に連絡いただければ併走できますよ。

ブレーキの鳴き、カウリング内部からの小さなカタカタ音、ガソリンメーターの動作具合、アイドリングの少し高かったこと、ペダルの高さ調整、

その都度 気になるところを改善してもらって 11日に合格としました。

永く乗ったので体がこのバイクに慣れた事も有るかもしれませんがとっても乗りやすいバイクなんだと

実感した数日間でした。



ということで、本日12日はセールスの多々良が茨城のお客様の所に納車に向かってます。

茨城に入ったところでご当地のナンバーに変更登録をしてお客様のところに・・・。

初めてのDucati で取り扱いについてもきちっと説明したいところに、お客様とのご希望も重なって

現地までお届けする優しさ満点のパドックでした(^^♪

注意 お届けは有料です)