6月のおもちゃショーに続き、2008年ホビーショーに合わてデビューしたマルシンのグロック21がよいよ11月の発売予定と発表された。トイガンファンが夢見たガスブローバック・ライブカートリッジシステムだ。まずは手にした時のずっしりとした手持ち感が良い。これはフレーム⇒ヘヴィーウエイト、スライド⇒ABSとし、スムースな作動量と手持ち感の双方を追求した為だろう。装弾数は6発で実に快調にブローバックしし、ビシビシ小気味よくカートリッジが排莢され、カキーンカキーンというカートが落下する音が実に心地よい。弾道はレンジが短いので確認できないが、8mmBB弾の着弾の音から判断するとよく飛ぶ弾道を持つと思われる。もともとグロック21は45ACP仕様のグロックで、その分グリップが太く、そのあたりがガスブローバック・ライブカートリッジシステムに都合が良かったのだろう。G17と比べると、二回りくらい大きく感じ、USPとUSP45位の大きさの違いを感じる。フレームは最新ヴァージョンの3rdジェネレーションでライト・レーザーの装着の拡張性が高い。今までキャップ火薬でしか堪能できなかったハンドガンのライブカートであるだけに、あの火薬使用の後の面倒な石鹸水洗浄を考えると、実にうれしいトイガンである。しかも8mmBB弾をりりしく飛ばすわけであるから言うことなしの、待ちどうしいニューモデルである。11月発売予定、メーカー希望小売価格20790円、現在予約セール実施中14480円。(写真は開発中のものです。また価格・発売日等は変更される可能性があるのでご了承ください)