2-1. パスタのGI値の理解

 

パスタのGI(グリセミック・インデックス)値とは、食後の血糖値がどれくらい上がるかを示す数値です。数値が低いほど、血糖値の上昇が緩やかになります。パスタは、他の主食と比べてGI値が低いんです。例えば、食パンのGI値は約95、白米は約88に対して、パスタは約41と低め。これはパスタが血糖値を急激に上げにくいことを意味し、ダイエット中の方にとっては、空腹感や食欲の急増を防ぐ助けになるんです。

 

 2-2. パスタに含まれる栄養素とその効果

 

パスタに含まれる栄養素は、ダイエットにとっても大切なものがたくさんあります。特に注目したいのが、デュラム・セモリナ粉から作られる乾燥パスタです。これには、筋肉の材料となるタンパク質や、エネルギー代謝を助けるビタミンB群、基礎代謝を高める鉄分が含まれています。ビタミンB1は糖をエネルギーに変えるのを助け、肥満の防止に役立ちます。また、パスタには食物繊維も含まれていて、これが腸の動きを良くし、満腹感を得やすくするんです。パスタ料理に野菜やキノコなどの食物繊維が豊富な食材を組み合わせることで、栄養バランスが良く、ダイエットにも適した食事になるんですね。

 

次回は、3. パスタの適切な摂取法をお伝えしますびっくりマーク