彼とわたしの漂流日記【韓国映画】

人生に行き詰まり、ソウル市内に流れる漢江に飛び込んだサラリーマンのキムは、目が覚めると孤島に漂着していた。そこは都会にぽっかりと存在する、立ち入り禁止の無人島だった。幼い頃のトラウマで泳げないキムは自力で脱出もできず、目の前に街があるのに誰にも気付いてもらえないという孤立無援の状況。しかし、絶望の中で小さな“希望”を見つけ、アイデアをふりしぼり、サバイバル生活を始める。一方、対岸のマンションに住む女は、３年間の引きこもり生活を送っていた。ある晩、カメラ越しにキムの姿を見つけて好奇心を抱いた女は、キムが砂浜に書いた「HELLO」のメッセージに応えるため、外の世界への一歩を踏み出す……。
[ 2010年6月19日公開 ]

彼とわたしの漂流日記 - goo 映画

ツカミは

予備知識は、

「ソウルの漢江にある無人島に漂着して、そこでのサバイバル生活を描いている」

という程度。

始まって、サバイバルをするのがチョン・ジェヨンさんだと気づいて「そうなんだ」（気づくの遅い、って）。

ジェヨンさんは、漢江に飛び込み自殺を図ったものの、失敗し、無人島へ漂着。
島に橋脚が立っているものの、高くて登れない
カナヅチなので、泳いで脱出することも不可能

ここで、溺れているシーンに重ねて、

「リストラ、失恋、借金苦」

と、自殺を図った理由を説明。

この描写の巧みさに、ワクワクしました

無人島でのサバイバル生活

壊れたアヒルボートを家にしたり、いろいろな工夫が面白かった。

そして、その彼を見守る視線。

引きこもっている女の子（チョン・リョウォン）。

引きこもりの理由が、「顔のアザをからかわれたから」らしいけど、リョウォンさんくらい土台がよければ、そこまで悩まなくても、と。

額なのだし、整形で目立たなくしたり、メイクや髪形で誤魔化せると思うけどな～。

きっと、美人だから、やっかみもあるんだって～

リョウォンちゃん


彼を観察することによって、彼女に変化が生まれる。

中でも、チャジャン麺を巡るやり取りが、面白かった。

それにしても、サバイバル生活という、ほぼワンテーマなのに2時間近くを見せる構成力

「予算をかけなくても、工夫次第で面白くなる」作品の典型だと思いました。

チョン・ジェヨンさん

『正直に生きよう』の任務の遂行に忠実な警官役でも思いましたが、

「真面目にすればするほど、笑ってしまうキャラクター」

は、彼にピッタリでした。

彼の出演作は他に『トンマッコルへようこそ』しか見ていないので、その他も見てみようかと

小品だし、好き嫌いがあるとは思いますが、私は面白かった～

（2010.8.5 atシネマート心斎橋）

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まだ、食べていませんが、楽しみです

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