こんにちは、ゆークン後輩です。

今回は「平和主義者」について掘り下げて話していきたいと思います。

 

以前の記事「許せない相手は無理に許さなくていい

に少し似ている部分もあります。

 

「みんなと仲良くしたい」とか「誰とも争いたくない」という人の多くは

自分が我慢すればこの場は平和に保てる」と思いがちです。

また、自分が無理して場を保とうとするため

それを他人にも強要してしまう部分があります。

 

俺はこんなに我慢してこの場を平和に保とうとしてるのに、

なんでお前は空気読まずに意見が言えるんだ!

みたいな感じになってしまいます。

 

「自分の平和の概念」を強要することですね。

こんなことしてたら平和にさせようとすればするほど、

平和が遠ざかってしまいますね。

 

 

HSPである僕は人の優しさを受け取ることですら簡単なことではありません。

無理に優しくされたり、みんなで楽しくパーティをすることが

必ずしも平和なわけではありません。

 

ご飯屋さんなどでは、店員さんがわざわざ水を入れてくれるのを

「申し訳ない」と思ってしまうような性格です。

だったら最初からセルフサービスで、

自分が欲しいときに欲しい量を自分で取りに行く方がよっぽど僕の中で平和です。

 

 

「平和ボケ」という言葉があります。

平和な状況であるにも関わらず、それに気付かず更に無いものねだりだってします。

中には、わざわざ刺激や争いを求める人もいます。

 

同じ現状でもそれを平和と言う人もいますし、不幸だという人だっています。

生まれ育った環境や価値観によっても、平和の概念が変わってきます。

そもそも「現状を平和にさせたい」という考え方自体が

逆に誰かを平和から遠ざけているということでもあります。

 

そもそも自分を犠牲にしてまで得られる平和に価値はあるのでしょうか。

 

平和主義者を演じることによって

他人から「優しい人」と思われたいのかもしれません。

「平和主義者に見られたい」というだけなのかもしれません。

まずは自分自身を平和にするところからだと思います。

 

 

今だとコロナの影響などで、

なかなか人と会えなくて寂しいという人も多いかと思います。

ですが、逆に捉えると「無理に人と会わなくても良い」ということでもあります。

 

それはそれで平和なことだと思います。

 

みなさんの「平和」とは何ですか?

よければコメントなどでもお聞かせください。