こんにちはパクロス編集長の平野です。


一昨日の記事でカルタゴに言及しましたが、
いま読み返してみると、
なんだか、
「ローマのせいで北アフリカは砂漠化した」
みたいに読めますね。
そう読まれて当然の書き方です。


ウッソだぁ。
いかにも、
そりゃウソだろう。


いくら古代らしいムチャクチャな人海戦術を以てしても、
まさか、
何ぼ何でも、
世界地図で把握するような広大な領域に、
海水をブチ撒けるはずはありません。
ブチ撒いた所で、
まさか、
何ぼ何でも、
2000年間も不毛の地ってことは無かろうぜ。
えっと、
そういう伝説的な逸話があって、
おおナルホド、
そう言えば確かに、
北アフリカは砂漠化してるもんな、
くらいのことを言いたかったのでした。
誤解を招く表現をしたこと、
お詫び申し上げます。


言うまでもなく、
人間にはウソをつく能力があります。
しゃべり言葉でも、
書き言葉でも。
特に書き言葉のほうは、
たっぷり時間を掛けていいので、
まことしやかなウソをつくことが出来ます。
まことしやかなウソをつくことが出来るので、
それを商売にする人もいるほどですね。
美しいウソをつく人のことを、
作家と呼ぶ。


世の中にブログが溢れていますが、
そこにはウソも溢れています。
殊に、
商売目的のブログには、
すぐにバレそうなウソから巧妙なウソまで、
とにかくウソが溢れています。
あっ、
当ブログとて堂々たる商売目的でした。


そうなって来ると、
文章の価値なるものは、
「正しいかどうか」には関係が無い、
と結論するしかありません。
では何か。
結局の所、
「面白いかどうか」だ。
条件を付けるなら「健康的に面白いかどうか」だ。
この世の中、
正しいことなんかより、
健康的に面白いことのほうが遥かに大切だ。
それは平野の信念です。
異論はさまざま皆さまおありかとは思いますが…
及ばずながら平野は、
どうにか、
健康的に面白いことを、
世に送り出したいのです。
パクロスとか。
もちろん全ての娯楽が健康的なはずもなく、
不健康なムニャムニャもそれはそれで楽しいですが。
そういう類のものは、
迷惑のかからない範囲で、
個人でひっそりと楽しむに限ります。


ではパリンドロームです。


雑誌編集長の業界ウラ話オモテ話Ⅱ


よし…勘よ。繁華街、映画館は4ヶ所!


【 よしかんよはんかがいえいがかんはよんかしよ 】


何の賭けだか知らんが、
まぁ多分あるだろう、
4ヶ所くらい。
新宿なら余裕かな。
どこまでを「繁華街である」とみなすのか、
に拠りますが。
例えば渋谷センター街は繁華街ですが、
ではどこまでが繁華している街か。
東急ハンズの辺りまでか、
もっと先までか。
世界のあちこちの貧しい国に比べたら、
ニッポン全土が繁華街だとも言えますね。


映画館の価値は、
どこにあるでしょう。
むろん音響とか大画面とかですが、
それよりも、
むしろ、
椅子だ。
まず何よりも、
椅子ではありませんかどうですか。
そう言えば吉本隆明が、
「会社の魅力とは、他でもない、“建物”にある」
という旨を断言しているのを、
どこかで読んだことがあります。
その影響を受けたのかも知れない。


ゆえに、
ともあれ、
椅子がゆぅたりと快適でない映画館は、
映画館ではない。
それは平野の信念です。
異論はさまざま皆さまおありかとは思いますが…
真っ先に出そうな異論は、
「そんなことに信念てwwwww」です。
上映のネタが貴重であれば、
やっぱり椅子なんか気にせず行くでしょうし。


雑誌編集長の業界ウラ話オモテ話Ⅱ