こんにちはパクロス編集長の平野です。


ソーダ水で思い出したので、
いちご水ですが。
例えば家に遊びに来た友達などに、
いちご水を飲ましたら、
何が起きるか。
それは既に分かっています。
ご存じの方々も大勢いらっしゃいましょう。
ベロベロに酔っ払っちゃって、
後日その子の親から苦情が来て、
もうウチの子と遊んじゃいけませんッと叱られます。
本当にいちご水なのであれば、
そんな心配は無いわけですが。


問題はワインでなく、
この、
「いちご水」ですね。
まぁいかにも美味しそうだわ。
活字で読むだけに、
なおのこと興味をそそられます。
しかし、
現物にお目にかかったことがありません。
これだけ有名な品なら、
どこぞのメーカーが売り出しても良さそうなものですが、
見たことがありません。
日本人の味の好みには合わないのだろうか。
プリンス・エドワード島に行けば、
観光客向けに売ってたりするかな。


いや待て、
いま改めて思ったのですが、
考えてみれば。
ダイアナは、
いつも飲んでるいちご水よりも、
ワインのほうがずっと美味しい、
と言っているわけです。
だもんで飲み過ぎる。
いかに西洋の子供とは言え、
子供の味覚における、
いちごドリンクvs酒の対決で、
敗北するのがいちごとは。
あるまじきことではないか。


もしかして、
ひょっとして、
いちご水ってそもそも、
あんまり美味しいもんじゃないのでは?
むしろ、
どっちかって言えばマズイのでは?
という解釈が可能ですね。
何だろう、
異様に酸っぱかったり、
異様に甘ったるかったり、
たまたまダイアナのママがいちご水を造るのが滅法ヘタな人だったり、

するのかしらん。


ではパリンドロームです。



雑誌編集長の業界ウラ話オモテ話Ⅱ


コソコソ空いた庭に、埴輪2体。あ、そこそこ!


【 こそこそあいたにわにはにわにたいあそこそこ 】


今度こそスリム化です。
パリンドロームにもやはり、
適正サイズというものがあるようですね。
「コソコソ→そこそこ」の感じなども、
いかにも回文っぽい響きの回文になりました。
意味のまとまりも、
そこそこ。
このくらいの文字数がアルデンテであるらしい。


前々から思っている、
個人的な企みが一つありまして。
もし庭付きの家などというものを所有することがあるなら、
庭にはぜひ、
埴輪を。
埴輪を置きたい願望があります。


だって、
埴輪ですぜ。
可愛いような、
怪しいような、
魅惑の佇まいです。
存外に安く手に入りそうですし。


何と言うか、
ほどほどの存在感が、
絶妙だと思うのですね。
ご立派な彫刻を拵えるような厭らしいゴージャス感はなく、
かつ、
あまりに奇を衒った前衛的狙いすぎ感もなく、
かつ、
和風にも洋風にも偏らずニュートラルで、
かつ、
置けば確かに目を惹きつける、
かつ、
古墳のように我が家を守護してくれる気がする、
という辺り。
なかなか結構なものです。
どうして世間はあんまり、
エクステリアとしての埴輪に注目しないのでしょう。
高~い敷石など使うよりは、
よほど埴輪のほうが魅力的ではありませんか。
家庭にもっと埴輪を。
グリーンゲイブルスにも埴輪を。


雑誌編集長の業界ウラ話オモテ話Ⅱ