こんにちはパクロス編集長の平野です。
昨日は所用にて更新休みました。
休んだ翌日に限って、
アメブロの緊急メンテが発生します(前回は7/12)。
何だろうこの偶然。

ときどき、
「所用にて」と称して休んでいますが、
その所用って、何。
時によってさまざまなのですが、
昨日の場合は、
そうですね、
何と表現したものか、
「ひとり人体の不思議展」と申しますか、
「2010年・内的宇宙の旅」みたいな。
何となく伝わりますでしょう?

人体ひとつ、
どうにもならないほどちっぽけ。
それが人間です。
海の動きを制御することなんぞ、
やれはしません。
ただひたすらに海に呑み込まれるのみ。
それほど海は大きく、
人間は小さい。
サーファーは板1枚で大波の中へ飛び込んで行きますが、
あれは海の波に、
遊んでもらっているので、
波で遊んでいるとは言い難い所がありますね。

かの有名なる、
平清盛が「扇で夕日を呼び戻した」伝説。
あれは、
音戸の瀬戸を掘らせているときのことでした。
運河を掘って、
海の流れを意のままに。
ついでに、
太陽の動きをも意のままに。
ということで、
権力者のワガママっぷりを表現するにピッタリの話です。

人間が海を制御できるものなら、
例えば「確実に当たる天気予報」が出せたりするんでしょう。
海は天気の根本に関わるから。
だがそんなの不可能なわけで、
だから、
天気予報が外れたと言って怒っちゃいけないんですね。
と言うか、
「確実に当たる天気予報」って、
それはつまり、
人間が天気を生じさせているのと同義だ。

ではパリンドロームです。

$雑誌編集長の業界ウラ話オモテ話Ⅱ


素晴らしいシラバス

【 すばらしいしらばす 】


ちと長くなっていたので、
スリム化してみましてな。
短。
久々にこの文字数だと、
字が大きく見えてすっきりしますな。
すっきり感ということで黄色を使ったのですが、
ちと眩しくし過ぎましたな。

このように、
或る言葉をひっくり返してみただけで、
たまたま別の言葉になった。
それでもパリンドロームは成立するので、
偶然の産物ってこともあります。

めでたく大学に合格して、
入学手続など済ませて、
どっさり配られた書類などを、
ためつすがめつウーム、
すばらしい。
裏側から逆さまから眺めたりなどしていると、
あっ、
シラバス。

個人的な思い出ですが、
「シラバス」という言葉を当時知らなかったので、
シラバスって何者なのか、
見当も付きませんでした。
でも、
周りの皆は当然のようにシラバスと言うから、
あたふたしたものです。
なに、シラバスって。
何となく「釣り師」を連想して、
それが離れなくなった。
そのココロはいま思えばたぶん(シイラ)+(ブラックバス)ですが、
そうした明瞭な分析さえも自覚されず。
シラバスなる未知概念の前に、
テトラポッドに荒波どっぱーん的な心象風景の中、
ただボーッと立ち尽くしたのでした。
知らない言葉だったもんだから余計に、
厭に耳につくんですねシラバス。

シラバスとは何ぞや。
ある日悟る所あり、
なんだ、
要するに、
「時間割」のことじゃねえか。
釣りと関係ないじゃん、
そんなら時間割って言えよ。
と悟ったつもりだったのですが、
しかし待て、
言う人に言わせれば、
時間割とシラバスは違うのだそうです。
シラバスを見て、
時間割を作る。
一言で言い表せばそうなりますか。

いかがでしょう、
これだけシラバスと連発してみると、
シラバスが、
あやしい何者かに思えて来ますでしょう。
その謎めいた佇まい自体が、
シラバスのすばらしい魅力と言えます。

$雑誌編集長の業界ウラ話オモテ話Ⅱ


先週の火曜から、
パクロス9月号が発売中です。
というのはつまり、
パクロス9月号は発売から1週間経ったのです。
というのはつまり、
トートロジーです。
この「トートロジー」もまた、
謎めいた佇まいをもつ語ですね。
ジブリっぽい。
そのココロはたぶん(森の妖精)+(黒ねこ)です。