こんにちはパクロス編集長の平野です。


ごまってやつ、
これは何気にたいへん強力な味なので、
ごまドレッシングをかけると何でも、
それがサラダであれ豆腐であれ豚しゃぶであれ、
ごまドレッシングの独壇場となります。
あんな小さな粒々に…


まるでごま粒のごとく小さな粒々に


あんな底力が秘められているとは、
と感心しきりですよね。
しかも栄養たっぷりだとの評判高い。
ごまドレッシングは人類の大発明、
「ぽん酢」に比肩すべき傑作だと思っているのですが、
どうか。
こってりの代表格、ごまだれ。
さっぱりの代表格、ぽん酢。
この両者があると、
食生活がそこはかとなく充実します。


さて今日の句。


雑誌編集長の業界ウラ話オモテ話Ⅱ


高い地位にあればあるほど、
まとわり付いてくる人間の数も増えて、
心労はいや増すことになります。
命令ひとつで人が動くんだからラクなもんじゃん、
と思いきや決してそうではないこと、
想像が付きますよね。
例えば経営者の自伝なんぞ読むと、
「社長業なんぞ…ワリに合わん仕事だよ…」

ということが、
ひしひしと伝わって来ることがあります。
その心労を、心労と思わない人が、権力者の器。


さて今日の歌。
天皇8首のラストは、この方ですどうぞー。


百敷や 古き軒端の 忍草にも
  尚余り有る 昔なりけり


ももしきや ふるきのきばの しのぶにも
  なおあまりある むかしなりけり


@@@順徳院(じゅんとくいん)


【大意】
宮廷の古びた建物の軒端に、おや、「しのぶぐさ」など生えておる。こうも宮中が荒れ果てるとは…。かつての栄光の時代を偲んで、偲んで、なおも偲ぶグサッと来る気分が収まらぬわ。


しのびが収まらねぇな


構わんよ


…とは言えないよね、
構う構う、
めっちゃ構いますともー!


また島流しなんだもの


承久の乱で後鳥羽上皇に味方して、
負けて、
二人仲良く島流しです。
帝の皆さま、どエライ勢いで流されてます。
二人仲良くと言っても後鳥羽さんが西のほうの隠岐なら、
順徳さんは東のほうの、佐渡島。
佐渡島かぁ…
勝負はトキの運ってわけですねえ。
この歌は、
まだ宮廷にいた頃の歌、
とも読めるのですが、
みすぼらしい佐渡島の暮らしを敢えて宮中の御所に見立てた、
とも読めるような気がします。
自虐ネタだ。


いやぁ、
平安末期~鎌倉期の帝たちが、
いかに悲しい人生を送っていたことか。
こうもネガティヴ続きだと、
百人一首って正月とかに遊ぶ華やかなイメージが引っくり返ります。
しかも月曜日だってのにいきなり悲しい話ですんません。
ではついでに、


さらに気持ちの収まりが悪~いことを付け加えますと


この順徳院の歌が、
百人一首の原典の100首目なのです。
これで終わるのー!?
という。
そして後鳥羽院の歌が99首目です。
そんなネガティヴ連発オチでいいのー!?
という。


定家は何やら思う所があったものと考えられます


特に後鳥羽院は、
まさに定家が仕えた帝であって、
後鳥羽院の指令で『新・古今和歌集』を作ったりもしたのです。
承久の乱の結末に、
定家は心を痛めていたに違いない。
その思いが、
百人一首のレイアウトに反映されたんじゃないか。
定家は明らかに平安貴族側の人間ですからね。
が、しかし、
またそんな中ながら、
鎌倉のヤツらの一味・源実朝を弟子と認めてたりもする。
彼はまた別格だったんでしょう、その性格と才能によって。
鎌倉幕府の将軍でありながら、
平安貴族だったのです実朝は。



雑誌編集長の業界ウラ話オモテ話Ⅱ
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