『アランフエスの麗しき日々』 美とポエジーの昂揚 | シネマ万華鏡

シネマ万華鏡

日本経済新聞:映画コラム「シネマ万華鏡」を紹介します。

 

永遠の青年のように見えたヴィム・ヴェンダース監督も今年で72歳。

青春の彷徨(ほうこう)を描いた『都会のアリス』などの傑作から

もう40年以上も経つのだ。

その長い経歴のなかでも本作は異色で、〈純粋映画〉の

試みというべき、高度な方法意識に貫かれた作品である。

 

 

題名にアランフエスとあるが、あのスペインの土地は出てこない。

舞台はフランスのパリ郊外にある、伝説的な舞台女優

サラ・ベルナールの暮らした美しい田園のなかの別荘・・・・・

 

 

日本経済新聞(NIKKEI STYLE) 映画コラム

「シネマ万華鏡」 2017.12.8.夕刊より