BORDERLINE / STAR RAKER 1981 SEGA

 

2つタイトルはあるけど絵とタイトルが違うだけで基本同じゲーム。

敵陣に踏み込んで要塞を破壊するようなシューティングゲームで、ボーダーラインは自機がジープでスターレイカーは自機は戦闘機っぽくなっている。

 

「スターレイカーはボーダーラインの海外版」と聞いたことがあるんだけど、「ゲームセンターあらし」に出てくるのは何故か「スターレイカー」で、(少なくとも広島では)ボーダーラインはみかけてもスターレイカーはみなかったので、ゲームセンターあらしを読んだだけでは同じゲームだとは思わなかった。

経年して1985年ぐらい? SEGA系のゲームセンターで初めて見た。最初はインベーダーとかによくあった「コピーゲーム」だと思ったんだけど、なんでSEGAのゲームセンターにSEGAのコピーゲーム置いてるの? と思った。

 

ムービーをちょっと探したけどボーダーラインしか見当たらず。ひとつスターレイカーのタイトルがついたものがあったけど内容はボーダーラインだった。

 

 

さてこのゲームも実はゲームそのものをゲーセンでやった「思い出」はほとんどないんだけど、確かにあちこちにあった覚えはある。(あとは先に書いたスターレイカーの「なんじゃこれ」ぐらいか)

以前も「トランキライザーガン」「N-SUB」でも同じことを書いたんだけど、この「ボーダーライン」と合わせて3作品、筐体を自宅に持ち込んで、SG-1000版を作成するにあたっての仕様取りをした覚えがある。特にこのボーダーラインは3ステージ構成、この3タイトルの中では一番複雑だったのでかなりやりこまざるを得なくて大変だった。…ような気がする。このゲームが出た2年後の1983年ぐらいだけど。

 

結局プログラムを組んでたN社長は仕上げの頃は羽田SEGA本社に籠もってて、自分も覗きに行ったりした…気がするけど、翌年あたりに別件で行った記憶とごっちゃになってるかもしれない。同じ部屋の奥の方でスペースハリアーの自機がまだ人型でないものが動いてるのを見たりした。

 

SG-1000のボーダーラインはオリジナルにはなかったBGMがついており、ゲーム開始音からBGMがつながってるんだけど、ステージが開始してから再度BGMをリクエストかけてるため、BGMの頭の方が鳴りなおすバグがある。すぐ気付くバグではあるものの、ゲーム進行に深刻な影響を与えるものではないのでそのままになったんだろうと思う。