NEW RALLY-X 1981 NAMCO

 

おそらくラリーXがあまり受け入れられなかったので、難易度を落とし、画面や音楽を明るくリニューアルして再挑戦したゲーム。

有名なゲームのひとつではあるんだけど、縦画面分割が難しかったファミコンでは発売されなかったり、結局レーダーを見ながらメイン画面を見るのが難しかったせいか一般にはあまり受け入れられなかった気がする。

しかしながらわりとあちこちに置いてあり、軽快なゲーム音楽は耳に残った。

 

 

ファミコンには出なかったが、MSXには移植された。個人的にはMSX版はいまいちだった。

縦の通路を通ってる時にレバーを横に入れるとやや壁に寄ったり、角を曲がってる時に操作の仕方によっては壁に食い込んだりする。これを使った壁抜け技などもあって、そのあたりもラリーXの醍醐味だった気がしてる(バグっぽい気もする。NEWじゃない頃からある)んだが、MSX版ではそういうのはなかった。確かよりアーケードに近いPS1(ナムコミュージアム)版でも壁乗り入れはできなかった気がする。

その後はほとんどエミュレーターベースだけど、何度もいろんなものに収録されている。

 

 

リリース当時。いつものように流川のゲームセンターKINGあたりで遊んでた時、友人が「BIG CARROT(紙屋町ボーリング下のナムコのゲームセンター)にニューラリーXってのあったよー」と相違点を説明してくれるんだけど、1面がピンク? 変な曲? とかとても信じられないことを言うので半信半疑見に行ってかなり驚いた。

新しいギミックといえばラッキーフラッグがあるぐらいで、スペシャルフラッグはレーダーで位置が解るようになってるわ、マップの気をつけるべき点であった行き止まりや袋小路は通りやすくなってるわ、敵車や岩も減ってるわ、初代ラリーXでエキスパートコースまで行ってた自分にとっては何一つひっかかるところがなく初回プレイで一周して「いやこのゲーム大丈夫か?」と思った。

 

初見はそれなんだけど、あとどこでやったかは初代ラリーXほどはっきりしない。あちこち、それこそどこにでも置いてあったし、あちこちでやってたと思うんだけど、初回プレイがそんなだったし、どっかでがっつりやって攻略した、という印象はほぼない。

 

グッズも思い出深い。透明な下敷きに当時のテーブルゲームのレーダー部分のサイズでマップが書いてあり、ゲーム機に乗せることでレーダーがそのままマップになる。それだけ見てプレイできるじゃん! と思ったら岩にぶつかって死ぬ(笑 4シートになってるキーホルダータイプのものも持ってた。他にもステッカーとかあった気がする。どこで入手したのか覚えてない。