ASTRO FANTASIA 1981 DATAEAST

 

アストロファイターの続編的なもの? と思ったんだけど、このあと「スーパーアストロファイター」なるものも出てきた。

アストロファイター同様次々といろんな敵を倒して行くんだけど、この頃の宇宙系のシューティングゲームは背景がせいぜい星が流れるぐらいだったのが、画面いっぱいに書かれた背景がスクロールする。後のスクロールシューティングとは違って自機の移動に合わせて上下する程度だけど、それだけで「すげえ!」と思える時代だった。

 

なんかエミュレーターが悪いのか記憶が美化されてるのか、ムービーの動きがガクガクしててちょっとおかしい気がする。

 

しかし正直ゲームが面白いか…というとかなり微妙だったのでどこで遊んだかはっきり覚えてない。

流川KINGか紙屋町ボーリング場下のBIG CARROTだったと思うが…もしかしたらもっと後によそで駄菓子屋筐体で見てたかも。

「スーパーアストロファイター」は結局ゲームセンターでは見なかったと思うし。

 

このゲームで「デコカセットシステム」を意識した。厳密には前に取り上げた「マンハッタン」なども「デコカセットシステム」なんだが、これはカセットテープでソフトが供給される「システム基板」と呼ばれるもので、いわゆる同じハードウェアでソフトだけ新しいものにできる仕組みで、そういうシステム基板は1980年代後半にはどこのメーカーもやり始めるのだけど、データイーストはいち早くそういうシステムをリリースしていた。

当時はプレイが気に入らないとぶちっと電源落としてつけてやりなおそうとするんだけど、再起動時にテープからソフトを読み込むために非常に時間がかかっていた。(テープではないけどバブルメモリからソフトを読み込むコナミの「バブルシステム」(ツインビー、グラディウス、RF2、ギャラクティックウォーリアーズ)も起動時に読み込みが異様に長かったけど。)

結局ハードウェアの進化も早く、結局扱いにくいせいかテープでソフトを供給する仕組みは消えていったが、このデコカセットシステムは長く続いたほうで、1985までソフトが出ている。この時代にはすごいことだと思う。