CRAZY CLIMBER 1980 日本物産

 

ムーンクレスタに続く、ジョルダン製の日本物産の有名ゲーム。

プレイヤーは2本レバーで様々な障害を避けながらビルを登って行く。

当時はレバー+ボタンというのが標準的な操作系だったので、レバー2本でプレイヤーの両手を扱う操作性はユニークだった。

経年してから続編「クレイジークライマー2」も出た。

 

コンシュマー機への移植もいくつかあるが、やはり最大のネックは操作感で、

ファミコンパッドを縦に2つはめるアダプターを使ったりPSのデュアルショックのアナログレバーを使ったりしたものはあったものの、

一般的なジョイスティックで(簡単に)遊ぶことはできない。

 

また、この時代のゲームによくある「楽曲の勝手使用」があり、移植版では曲が差し替えられているものが多い。メディアカイトから発売されたWindows用のものはJASRAC通してたが…

面クリアごとに違う曲が流れるのも次の面が気になった。

 

ハイスコアに特定のキーワードを入れることにより2クレジット入る裏技がやばかった。

 

 

いつもの祇園いずみ(現ゆめタウン)別館上階のゲームコーナーでよくやってた。

 

4面クリアすると1面に戻るが、特に看板がえげつなくて、ビルが左右に分かれて逃げ場がないところで看板が落ちてくるとほぼどうにもならないのでかなり運ゲー。

初めて4面クリアした時はうれしかったなあ。その勢いで5面もクリアしたけど1面と同じだったので、結構その後いっきにやる気を失った記憶がある。

 

発売された音楽CD(GAME SOUND NICHIBUTSU : https://www.amazon.co.jp/dp/B000UUWWWE/ref=cm_sw_r_tw_dp_U_x_AkDiDbPZM98NK )にプレイ音を編集したものが収録されているが、やばいBGMがそのまま収録されていた。

 

…のだが。

 

4面のクリア音がない! おいお前ふざけんな!

 

…とCD買ってきて思ったのもいい思い出。

 

ちなみに2面クリア時の曲は「エンターテイナー」、3面は「天使のセレナーデ」が使われているが、1面と4面はオリジナル曲? (4面はちょっとおさるのかごやっぽい)

他にも風船出現時は「(涙の)カノン」が使われており、このあたりはいわゆるクラシック楽曲ではあるものの、映画音楽でもあるので、実は1面と4面も何かの映画音楽だったんじゃないだろうか? と思ってるんだけど、今のところそれらしきものは見つかってない。

 

 

クレイジークライマーについてはまたちょっと方向が違う思い出もあるんだけど、そっち方面の人がうるさいので言及しません(笑