GEE BEE/BOMB BEE/CUTIE Q
ナムコのブロックくずしの亜流。単なるブロック崩しのアレンジというより、ブロック崩しベースにピンボールっぽいゲームを作りました! みたいなゲーム。
GEE BEE(1978)
白黒でカラーセロファンで色がついてたり白黒のままだったり。
BOMB BEE(1979)
GEE BEEをちょっとアレンジしてカラー版にしましたー。みたいな感じ。
CUTIE Q(1979)
ブロック崩し要素を削って、ブロックにも絵が描いてあったり全部消すとキャラクターが歩いて玉を当てるとボーナス点が入ったり、ギミックもいろいろ工夫されてある意味完成形。
単純なブロックくずしではなく、いろいろピンボール的なギミックを取り込むことで楽しいゲームにはなった…
のかもしれないんだけど、正直当時あまり遊ばなかった。
GEE BEE/BOMB BEEをみかけたのはショッピングセンターのフードコートみたいなところのテーブルなどで、アップライトは見てないと思う。
CUTIE Qは比較的あちこちで見たけど、一番記憶にあるのが紙屋町にあったボーリング場1FのゲームセンターBIG CARROT。ナムコのロケーションだった。
ぶっちゃけ、ブロックくずしは全部ブロックを消すことで明確な「面クリア」が存在したのに対し、
これらのゲームや、以前に取り上げたサーカスなどでは部分更新はあるものの「面クリア」の概念はなく、
長く遊べるようになると目標が「得点」しかなくなるのがいけなかったと思う。
(もちろん本物のピンボールとかは「面クリア」などはないが)
特に小学生、中学生あたりでは「明確な目標」があるゲームの方が好ましかったんだと思う。
ある意味80年代特に前半のナムコは勢いがあり、ナムコゲームマニアも多数生んで私もその一人ではあるんだけど、
そのせいかGEE BEE/BOMB BEE/CUTIE Qあたりわざわざリバイバル設置したゲームセンターもあったり、
PS「ナムコミュージアムVol.2」(日本版のみ)に収録されたりしたので、あとでも遊ぶ機会はそれなりにあったゲームだと思う。
思い出、という意味では80年代後期にCUTIE Qのテーブル筐体を購入して家で遊んでた。
…のだが、木製の筐体がシロアリにやられていたため残念ながらコンパネと基板のみ取って廃棄。
コンパネはナツゲーミュージアムさんに貸し出してるので、たまにキューティーQを稼働させてる時に遊べます。