ブログネタ:あなたの「守りぬくもの」教えて!
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ご機嫌いかがでございましょうか?
こちらはやたと湿気がひどくですね、たいして気温は上がっていないのに、もう空気がベッタベタ、と申しますか、自分としては不快指数100%という感じでもって蒸し暑いのでございますけれども・・・。
こういう日が続きますとせっかく乾燥して来た石けんに含まれるグリセリンが再び湿気を吸い込んで柔らかくなって来たりしますんで、ちょっと注意が必要・・・(^^;)
時々熟成している石けんをチェックして、「こりゃいかんかな。」と思いますとエアコンをかけて湿気を下げたりなんかして・・・・。特にカットしたばかりのものはそうなりやすいですなあ・・・。
で。今日のお題です。
「守り抜きたいもの」。
モノ作りで有名な愛知県でございますが、それは普段生活していてもひしひしと感じるものでございます。
職人根性のある方の多いこと(笑)
この職人根性というのは、悪い方へ働きますと「頭が硬い」、「融通が利かない」、というようなことになってしまうのですが、良い方へ働きますと「良いもの」を作るために努力や研究を欠かさない、そのためにアンテナを張る、また別の業者であっても、学ぶことは学ぶもの、こちらの業界に取りこめないものか・・・というような「良いもの作りへのあくなき挑戦」的なことになって参ります。そしてそんな中でも「これだけは譲れんな。」という支点を失わないようなバランス感覚も持つようになって参ります。
私が守り抜きたいのは、この「良い方向へ働く職人根性」でありますね。
石けん作りってのは基本的に孤独なもの、一人であれこれやって、一人で出来具合を確かめ、一人で改善点など探り出し・・・・。そして一人で次への準備をする。
その繰り返しであります。
そうこうしていると、どうしてもブレ出すものがある・・・・。
石けんの材料店にはいろんな素材があふれております。「まだ使ってない素材」、それは物を作っている人間にとってとても魅力的なもの。
「これを入れるとどんな風になるのかな・・・?この色きれいだな・・・。ああ・・・これこの間誰かのブログで見た素材だ・・・。素敵な石けんだったな・・・。」
そんなことを考えておりますと、だんだんだんだん使ってみたくなる。
特に誰かが使っていた、となると「それなら私も。」なんて気持ちが大きくなって、自然に警戒心も緩むもの。
油然り、バター然り、モールド然り、そして色材や添加物然り。
私もあれこれ心が揺れる時があります。「マイカ・・・綺麗だな・・・・。へえ・・こんなバターがあるんだ・・・。うわあ、このモールド可愛いな・・・。おお、こんな生薬もあるのかあ・・・。あら、こんな素材もあるんだなあ・・・。」
特に出したい色が出せなくて悩んでいる時など、スーパーで見かける食品添加物の人工着色料などにも心惹かれて・・・。
「これであの色が出せるかも知れない。」などと。
実はやったことがあるのです。人工着色料の赤。
食品添加物ですが、一応使用上限が決まっているものもあるので、それを確認した後入れてみました所、それは鮮やかな赤となりました。
「これで赤いバラが出来そうだ。」そう思ったのですね。
で、バラを作って、石けんの上に飾ってみました。
確かに鮮やかな赤いバラが白い石けんの上に咲きました。
ただ。私が満足したかと言うと、そうではなかったのですね(^^;)
「・・・・・・・・・・・・・。不自然な赤だな・・・・。きれいじゃないな。」
何だかしっくりこないのですよ(^^ゞ ・・・ど~してかな?
それでも一カ月熟成し、解禁した後に使ってみました。赤が溶けだすのですよ(--;)
スポンジに赤い着色料がついてしまう・・・・。
これは私としては絶対に許せないことでありました。だって気持ち悪いじゃないですか。
炭なら正体はわかっております。炭素Cです。こいつがけっこういい加減に手をつないでいる、というか、それなりに並んでいながらそれでもあちこちに非常に微小な穴があいておりますので、そこへニオイの分子とか汚れの分子が入り込み、消臭効果だの、汚れ落ちアップだの、という結果となる。(というようなことを習った覚えがある・・^^;)
空気が入り込む余地もありますので、バーベキューなんかでも火を起こしてそこへ炭をぶち込んでやれる。
そ~ゆ~素材でありますから、炭石けんの黒い色が少々ありましてもそれほど気にならなかったりする。(ただ、私としてはこれも無くしてみたい・・・。やはり色が溶けだすのはあまり気持ちのいいもんではないです。)
※余談ながら炭素が隙間なくびっしりしっかり整然と手をつないで、「もう何があっても君を離すもんか!!」というような強固な結びつき方をいたしますとダイヤモンドとなります。こいつの硬さときたらハンパないことは皆さんもよくご存知だろうと思います。燃やしてみようと思った所で、専門家が安全対策を施して、絶えず酸素を送り込み、強力な火力でもって煽り続けてやらないと燃えることすらありません。(火を燃やし続けるために純粋な酸素を送り込む、ってのは恐ろしく危険なことなのでやらないで下さい。って~かダイヤを燃やしたい!なんて誰も思わないか^^;)
炭素は四族という族(公道を遠慮会釈なく走り回る、あの方たちとはちょっと違う族)にくくられるもので、彼らは誰かとつながりたい手を4本持っておりますが、それほど寂しがり屋でもなく、一人でも安定したりするものですが、一旦結び付くとそれはもう誰が何と言っても離れない、という、韓流恋愛ドラマのようなカタイ結びつきをする場合がございます。
って、余談にスペース取り過ぎだっちゅ~の(^^;)
で。話は戻って・・・・・。
リアルにしたいがために鮮やかな赤を出してみたのですが、結果としてリアルとは程遠い「不自然」な赤となってしまった石けん。(申し訳ないのですが、この写真は撮っておりません・・・。)
洗っていると赤い着色料が溶けだす石けん。
正直申しまして、こういう石けんを作った自分を恥じました。
そんな訳で「この石けんは廃棄!」として、それではちょっと地球に優しくないので、台所用として己だけで消費することとし、外には絶対に出さない、と決め、新しくもう一度同じものを、今度はローズクレイで作ってみました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。こっちの方が自然に見える・・・・・・・・・・・・。
何だかその方がしっくり来るのですね(^^;)色としてはパステルカラーなのですが。
ですから、これは友人たちに使ってもらいました。
あれ以来、私は「色のためだけの色材は使わない。」という支点を持つことといたしました。
何か他の効果があるもので色が着くものなら、それを利用しようじゃないか、と。
炭の汚れ落ち、蜂蜜のしっとり感、クレイの洗浄力、そういったものを利用しながら、出来るだけの色を出して行こうじゃないか。
何よりも優先したいのは「使い心地」。そしてそれを使って喜んでくれる友人たちの笑顔。
私がそれが欲しいのだ、と。
ここ数年私の石けんを使ってくれている友人が申しました。
「他にも石けんを作っている人がいるけどね。私はパコの職人根性を信用しているんだなあ。何かにつけて職人根性丸出しで、いいものを作ろうとしてるじゃん。それを信用してるんだ。安心できるんだよ、パコのは安全だってさあ。作り方から材料の選び方までね。」
これは最高の褒め言葉でございました。ありがとうね。これからも信用を裏切らないように良いものを作る努力をするよ。
私がこれからも絶対に守り抜くもの。それは、
「安心で安全で良い石けんを作るための支点をブレさせない。」
ということでございます。・・・・・・・・お粗末!!m(_ _ )m
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