パコの手作り石けんのあれこれの雑記 -24ページ目

パコの手作り石けんのあれこれの雑記

え~と、石けんを作っているにあたって、あれこれとやっている訳なんです(^^;)
そんなことを綴っております。

最近「苛性ソーダが手に入らない。」、「売っている所がない。」、「扱っていたのに、扱われなくった。」等々の話を聞くようになりました。
これについて、薬剤師さんと話す機会がありましたので、軽くではありますが、ご紹介させて頂きます。

まず、6月に薬事法の改訂があり、医薬品類は1~3類に分けられ、薬剤師のいない所は第1類の薬品は扱えなくなりました。
薬を売っている店には幾つか呼び名があり、薬剤師が常駐している所を「薬局」、常駐していない所を「薬店」、」「ドラッグストア」などと呼び分けているのですが、今回の改訂に伴って、薬剤師でなくても第2,3類の医薬品を販売可能な「販売資格」というものが出来、こうして医薬品類については、販売のルートが新しく決まった訳ですが。

苛性ソーダは「医薬品」には分類されず、これを縛る法律はいわゆる「毒物・劇物取締法」というものです。
この「毒・劇物」は薬局、薬店、ドラッグストア、全ての店で扱うことが出来ますが、販売するにはまず「毒物劇物取扱責任者」という資格が必要です。
薬剤師の場合、これは自動的について来ますし、また、高校・大学などで「化学」と呼ばれる専門分野において30単位以上を取得している場合にも自動的に与えられます。(ちなみに、高校での単位も足すことが出来ますが、普通高校で3年間化学を取っても4単位、というようなことでありました。ぜんっぜん足りんわ・・・^^;)
この条件を満たしていない場合には、年一回行われる国家試験に合格する必要があります。

さて。こういう縛りのある劇物、苛性ソーダですが、実際に販売するにおいても法律で決まっていることが幾つかあります。
まず「施錠して保管のこと。」店頭などに並べておいてはいけない、ということです。
厳密に言えば、
盗難・紛失を防止しなければならない。(第11条・22条)
という表記です。
さらに、保管場所には赤地に白字で「医薬用外劇物」と表記しなければなりません。
ちなみに、これは苛性ソーダの購入者にも適用されますので、本来は苛性ソーダを購入したらやはり施錠して保管するのがよろしいかと。(ホームセンターなどで施錠できるファイルケースを4000円前後で売っておりますので、私はそれに入れて普段は施錠しております。ネット公開のブログという性質上、”そこまでしなくていいですよ”などとはとても言えませんが(法律違反になりますので^^;)、石けん界では実情はちょっと違っている、というのも事実ではあろうかと思っております。)
赤地に白字での「医薬用外劇物」表記もしなければならない所ですが(^^;)

それから、これは皆さんご存知のことでありましょうが、購入するには住所、氏名を明らかにし、捺印しなければなりません。
販売する方は、この書類を最低でも5年間保存し、警察などからの要求があれば、速やかに提出しなければなりません。

さて。近年、薬品による自殺が問題になったことがあります。これは、苛性ソーダとは直接関係無いものではありますが、「劇物」であることには変わりはなかった訳です。
そこで、「劇物販売」に対する規制が強くなった、とのこと。
さらに。
実際に苛性ソーダを使った違法な化合物が犯罪に使用された。
という事件があったとのことです。(何を作り、どういう使用をされたか、は書かないことにします。作ってはいけないものです。)←決して”石けん”ではありません。

この際、警察が苛性ソーダの購入先を調べ、そして購入者のリストの提出を求めた所、その店では保管されるべきである購入者リストを保管していなかったのだとか。これは明らかに法律違反です。
更に、ここから端を発したのかどうか、薬事法改訂にも伴って、毒物・劇物購入者リストの作成、保管について調査が行われた結果、これを守っていなかった所が多く出たのだそうで。
ここで、毒物・劇物取締法違反を犯した販売店は、ほぼハネられ、販売が出来なくなったのだとか。
更に規制も厳しくなり、警察からもお達しが届き、「たいして利幅も無い薬物、そこまで面倒な手続きをして販売するくらいならやめてしまえ。」という販売店が多く出たとのことです。

こういった理由もあり、苛性ソーダ販売店が少なくなって来ている、というお話でした。
更に(まだ更に、があります^^;)、事故が多くなって来ている、とのこと。
石けん作りがブームになったせいだけでは無いでしょうが、実際に事故は起こっております。
石けんに関して言えば、苛性ソーダの扱いを知らなかったため、何をどうしたか、水溶液を全身に浴びてしまった、という大きな事故が起こったことがありました。

応急処置が遅れれば、皮膚移植が必要なほどの火傷になる薬品ですし、また、皮膚や肉を溶かしながら深く浸透して行く薬品です。放っておけば、神経なども溶かしてしまいますし、骨まで達することもあります。
皮膚移植をしても一生傷跡は残りますし、神経に達し、何らかの損傷を与えていれば、神経障害も起こり得ます。(これはお医者さんから聞きました。)
あまりに事故が増えれば、今度は消防の方から何らかのお達しがあってもおかしくはないかも知れませんね。

こうしてどんどんと苛性ソーダが手に入りにくくなって来ているわけですが、私たちに出来ることと言えば、
「きちんと署名・捺印を求める販売店で購入し、扱う際には事故の無いように安全に取り扱う。」
ということくらいでしょうか。

石けん作りには欠かせない苛性ソーダ、私たちに出来ることはきちんとして、何とか販売を続けてもらいたい、購入者にも何らかの「資格」を求められたりするような事態にはなって欲しくない、と思った次第です。
販売店にも法律を遵守してもらいたいものですが、購入する私たちも、気をつけて取り扱って行きたいですね。

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皆様、ご機嫌いかがですか?
ここんとこ石けんには全く関係ない記事ばかり続いていた訳ですが・・・(^^;)
まあ、ブログのタイトルがタイトルですんで、やはり石けんの記事も書きたいな、と(笑)

それでちょいと仕込んでおりまして、米油を使ったレシピであったので、2日ばかし型の中で放っておいたものを今日型出し、カットいたしました。
米油って、トレースは早いんですが、型に入れてからは割と柔らかい時期が長いような気がするのは私だけかなあ?24時間ではちょっと型出しには早いような気がするんですよね。それで米油を使ったレシピの時は、大体は2~3日型に入れっぱなしにしている私ですが。

んでですね。今回は、紫根のインフューズドオイルの石けんと、レッドパームで黄色にした石けんをマーブルにしたい!とか思いつきまして(^^ゞ
9月にまたまた地元で石けん交流会があるのですが、その際に「自分の大好きな色の石けん」というテーマで石けんを作り、それを持ち寄って交換しようじゃないか、という話になりまして・・・。
それであれこれ考えていたのですが、せっかくだからやったことの無い色の組み合わせをしてみたいな、と。

で。紫根の石けんとレッドパームの石けん、ということになりますと、これは石けんタネを別にしないと無理です。どちらも色が強すぎるし、元々オイルについている色ですから、どうしようもない。

でもこれをマーブルにしたい!!

それで、一度に別々に紫の石けんと黄色の石けんを仕込む、という荒技に出ました(^^;)
苛性ソーダ水溶液は2バッチ分、一緒に作りましたが、マーブルの場合、均等に1:1にしてしまいますと、あまりきれいに出来ませんので、紫の方が48%、黄色が42%、という割り振りにしまして、苛性ソーダ水溶液も作ってから重さを計り、48%を紫に、42%を黄色に、と入れ、そして同時にぐるぐる(;´▽`A``

この時、多少はトレースの出る時間に差を持ちたいと思いましたので(マーブルにするのに手間取っているとどんどんトレースが進んでしまってマーブルにしにくくなってしまいますから・・・)、レッドパームの方に米油を使い、先にオリーブでインフューズした紫石けんのぐるぐるを始め、トレースの早く出る黄色の方は後からぐるぐる。
んで、トレースが出た!両方出たぞ!って時に合わせましてマーブルに。
それでもこのマーブル、うまく行ったかどうか・・・なビッミョ~な線となりましたが・・・・。
ま、いっか!!←基本いい加減。


パコの手作り石けんのあれこれの雑記
ちょっと紫が薄すぎたかな・・・・(^^;)
上手く残ってくれればいいけど・・・。
香りはちょっと甘い青リンゴのFOで。
名前は「FUNIAS」(ファニアス)。意味はありません(^^ゞ

紫があまり強いと、黄色とは反対色ですので、いやらしいかも・・・なんて思いまして、ちょっと薄めにしてみました。
藤色くらいがいいかな・・・なんて思っていたのですが、これは希望通りそうなりました。今の所(^^;)

今回はレシピもちょっと実験的で、ココナツもパームカーネルも使っておりません。
泡だち、泡持ちはどうかな~~・・・。使い心地はどうかな~~・・・。硬さは取れたかな~~・・・。あれこれ心配でもあり、また楽しみでもある石けんです(^^)
上手く出来ていたら交換会に持って参りますが・・・・。
一応念のため、夕日の石けんも再度仕込んでみよっかな・・・なんて思っております。←弱気。

これから一か月、寝かせている間にこれまた紫が悲しく退色して行くんではないか・・・?などと恐れておりますが(笑)
まあ、楽しみに熟成させてみますね。ようやく空気も湿気が少なくなって来て、石けんも乾くようになってまいりましたし(^^)
上手く出来てるといいな~~♪

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え~~。私が家庭教師をやっていた頃の話です。
あ。ちなみにスピリチュアルなお話でも何でもありません(^^ゞ

教えていたのは国語でありました。教え子は高校生の男の子。地元の国立大学医学部へ行きたい!!とか何とか申しておりましたなあ・・・。
その彼に何故国語を教えるようになったのか?というお話であります(;´▽`A``

最初は「す~がく」を教えてくれ、という話だったのですよ。こらこら、私に高校生のす~がくなんぞ教えられるものか、丁重でも失礼でも何でもかまわん、とにかくお断りする!!と言っていたのですが、「ど~しても。」と押し切られ、渋々行く羽目となりまして・・・(^^;)
んで、まず最初に行った時は、私は模試の成績やら学校の成績やらを見せてもらうのですね。
“この子は何が得意で何が不得手であるのか。学力はどのくらいか。どの辺りでどうつまづいているのか。それとももっと高度なものを要求しているのか。”などなどの情報を得るためです。

す~がくを教えてくれ、とのことでしたので、きっと数学が苦手なのであろうな、そうであれば医学部はちとキツイかも・・・。などと思っていたのですが。
模試を見て驚きましたよ。全国模試で3番の成績((((((ノ゚⊿゚)ノ
まあ、一年生でしたので、模試の規模も小さく、限られた人数の中での3番ではありましたが、それでも3万数千人の中の3番なんであります。
「・・・・・・・・・。これだけの成績を取っていながら、何故数学を教えて欲しいのですか?」
すると親御さん。
「数学が好きなんです。」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
まあ、好きなんだろうなあ・・・。こういう成績だし。

んで、他の教科をつらつらと見ますと。
国語であります。これがひどい(^^;)3万数千人の中の2万数千番(しかも後半)。偏差値は軽く40を下回っております。
「・・・・・・・・・この国語は?」
「うちの子は国語が嫌いで・・・・。いつもそういう成績なんです。まあ、理系に行きたい子ですから、仕方無いのかも知れませんねえ。」と親御さん。
をいをい。「国立大学」へ行きたいんぢゃないのか?
「そうなんです。やはり国立ですよね。国立へ行かせたいと思ってます。」

国立大学ってのは、2次試験を受ける前にセンター試験というやつがあります。まあ、これは1次試験とも呼べる訳ですが、理系であろうとなかろうと、このセンター試験、国語算数理科社会、じゃっぽにっかがっくしゅうちょぉ~~♪的な全般的なテストであり、更に英語、なんてものも加わって、ついでに算数は数学に、理科は化学だの物理だの生物だの、と呼び名が変わり、内容もそれなりのものになって来るんであります。
よ~~するに。
全部がある程度出来なければ国立大学なんぞ無理!なんですよ(^^;)
しかも彼の志望校は、最近ノーベル賞でちょっと有名になった、この辺りでは一番の国立大学である「名古屋大学」、通称「め~だい」またの名「め~でゃ~」なのです。ある程度、ではなく、かなりの程度、全般的に良い成績を取っていなければ絶対に、絶対に、絶対に・・・∞、入れないトコロなんです。

「無理です。」
「・・・・・は?」
「この国語の成績では無理ですよ。」
「・・・・でもうちの子は理系志望なんです。」
「理系であっても、センター試験があります。この大学を受ける受験者は、全ての科目で平均以上の成績を取らなければなりません。しかも一年生のこの時期にこの成績、3年生になり、模試の規模も大きくなり、更に浪人生も加わって来たら、相対的に成績というのは段々と落ちてくるものです。数学の成績もこのまま維持出来れば立派ですが、大抵は落ちて来ます。国語に至っては問題外です。更に、この国語力では、3年生での英語の長文読解などにも影響が出ることと思います。その頃になって慌てても、間に合いませんよ。国語というのは実力をつけるまでに相当長くかかる科目ですから。付け焼刃は効きません。どうしても医学部を志望する、ということなら、私立になさってはいかがですか?それなら何とかなるかも知れません。ただ、英語を苦手科目としてしまうと、医学部でも難しいかと思いますが。」
「・・・・・・・・・・・・・・・・。」親御さん、しばし考えていましたが・・・。
「それなら国語も教えて下さい!」
・・・・・・・・・・・・・・・(^^;)小学校じゃないんだから、一人の家庭教師にあれこれ頼むな、っての。(更に後日、理科系全部も教えてくれ、とのたまわれた。じょ~だんじゃねぇっすよ、マジで(T▽T;))
でもまあ、国語なら数学よりは教えやすい♪(実は数学はとっても自信が無かったので、数学の教師であったうちの父親に事前授業を受けてから本番に臨んでいた私(笑))
ちびっとほくそ笑みながら、「数学は必要ないんじゃないですか?国語を中心に教えさせてもらってもいいですか?」と自分の都合の良い方向へ持って行き・・・。

そして問題の生徒さんの前へ。
親御さんを見ていて想像はしておりましたが、やはり甘やかされて何不自由なく育ち、しかもある程度成績が良い、という始末の悪い子供(笑)。
ふてくされたように机に頬杖をつき、「何で国語なの?国語を勉強する意味がわかんないよ。」などとほざいております。
「君に必要だからだね。」
「俺?国語嫌いなんだよ。」
「だから必要なんじゃないかな?どうやって勉強していいかわからないんでしょ?」
「わかるよ。わかるけどやる気にならない。」←クソ生意気( ̄へ  ̄ 凸
「だったらテスト見せて。一番最近のでいいからさ。」
「・・・・・・いい点じゃないもん。」
「んなこたわかってるよ。」
「えらそーじゃん。」
などとぶつぶつ言いながら出して来たテスト。1学期の中間テストでありました。
「けっこう難しいよ。先生出来る?」とちょっと得意げ。「特にさあ、この最後の問題。誰も出来なかったんだよ。」
・・・・・・その問題とは。

”仏教用語であの世に帰った霊魂が何度も生まれ変わって来ることを何と言うか。”

「・・・・・・・・・・・。」絶句している私に彼は得意そうに話しかけます。
「でしょ?難しいでしょ?」
いや、私が絶句していたのは、彼の回答欄にでっかく書かれた一言なんです。
曰く、

なむあみだぶつ。(←しかもひらがな^^;)

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」(こいつに国語を教えるのか・・・・。しかもめ~でゃ~レベルに引き上げる???・・・・・・出来るのか?可能か?大丈夫か?他の回答もめちゃくちゃだぞ・・・・。質問の内容が読み取れてない・・・・。何を聞かれたかわかってない・・・・。言わんや問題文においてをや。←反語。)
「先生答えわかる?」おまえにだってわからんだろう、と言いたげにちょっと胸を張る生徒。
なむあみだぶつ派ごくらくじょうどに分かれたんだけどさあ。結局どっちも間違ってたんだよ。」←その派閥は何だ??
「南無阿弥陀仏ってのは、仏様に呼びかける時に使う言葉だよ。南無は”ああ”とかいうような意味、ああ、阿弥陀仏様、って呼んでるんだ。極楽浄土はそのまんま極楽のこと。どっちも違う。これは輪廻、もしくは輪廻転生のこと。」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(○_o)先生・・・・・けっこうすげぇな・・・。わかるんだ・・・。」

こうして、この一問で信用を勝ち得た私は、彼の国語の家庭教師として雇われてしまいました(^^;)
それから2年の間、彼の国語力を上げるために、私はあれこれ苦労するハメとなったのであります。
合掌。いや、南無阿弥陀仏か。