みなさまご機嫌いかがでございましょうか。
今日は少しばかり込み入ったお話を・・・・(;^_^A
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んではお話を続けましょうか(⌒-⌒)
さて、今日は、可哀想なココナツオイルのお話です。
何故か石けん界では意外な悪者扱いになってしまっているココナツオイル。
そうです。
”ココナツオイルの中の遊離脂肪酸となったカプリル酸とカプリン酸が肌に悪さをします”
というお話が石けん界では常識となっているからです。
だからココナツフリーが喜ばれたり、ココナツの代わりに別のオイルを使って石けんを作りたい、という方もおられます。
そしてそして。ここにまた新しい救世主的なお話も出て参りました。
すなわち、
”JAS規格(日本農林規格)では遊離脂肪酸の%は厳しく決められており、ココナツオイルに含まれるカプリル酸やカプリン酸の遊離脂肪酸はほとんどが除去されてしまいますから安心ですよ”
というお話です。
ここで、ココナツオイルに不安をお持ちだった方々も安心され「それならココナツを安心して使えるわね」と、どんどん使われたりするようにもなり・・・・。
さて。今日のお話です。
上の2つのお話、どちらが正しいのでしょうか。
答えは・・・・。
”カプリル酸やカプリン酸の遊離脂肪酸は肌に悪さをしますから、使用量には気をつけて下さい”
です。
ただし、申し上げておきます。あくまで遊離脂肪酸になったものであり、そして、ココナツオイルの使用量に気をつければほとんど問題は無い、と思って頂いて大丈夫です。
「だってだって、肌に悪さをするんでしょ?だったら無い方が・・・。」
そういうお気持ちもわかります。が、何事も量が大切なんです。
塩梅って言葉がありますよね?そうなんです。
お塩だって体に悪いですよね?取り過ぎれば相当健康に良くないです。が、少しなら、普段の食事に味付けとして使う、そういう量ならほぼ問題はありませんし、実際にほとんどの方が問題無く使っておられます。
申し上げたいのは
「0か100か」「○か×か」「使うか使わないか」
という2択ではなく、「ちょうどいい塩梅で、ほど良く使う」ということを考えてもいいんじゃないかな、とうことなんです。
さてさて。それでは下の一読すると「なるほど!」と思えるJAS規格の話は・・?
実はこれ、間違いなんです(;^_^A
鹸化反応の仕組みを考えれば、簡単なことですよね?
鹸化反応って、油を苛性ソーダで分解して行く反応です。
要するに
トリグリセリド(油)を苛性ソーダで遊離脂肪酸に分解してしまう
ということなんです。その遊離脂肪酸にナトリウムイオンがくっついて、石けんになるのですから。
ですから、石けんにする前の元の油がいくらJAS規格によって遊離脂肪酸の除去が厳しく決められていても、石けんを作るにあたって、私たち、自分で遊離脂肪酸を作り出しているんです。
この遊離脂肪酸は、ほとんどが苛性ソーダから出たナトリウムイオンとくっつきまして、脂肪酸ナトリウム(←石けん分)となりますから、石けんになったものは遊離脂肪酸ではなくなります。
が。
鹸化率を設定し、石けんにしないままの油(余剰油脂)を持たせておりますから、この中にどのくらいの遊離脂肪酸が残されているか、それはもう検査してみないとわからない、ということになるのです。
食用油としては、遊離脂肪酸の有無は油の品質にも大きく関わって来ることですから、JASによって厳しく決められているのは本当です。
が、こと、石けんを作るにあたっては、苛性ソーダ水溶液を使って自分で油をぶっ壊し、遊離脂肪酸をどんどん作り出して、それを石けんにして行くのですから、最初にJASによって決められた遊離脂肪酸の量など何の基準にも理由にもならない、ということになってしまうのですね(;^_^A
さてさて。非常に簡単に、ではありましたが、いくつにも重なったように感じられるココナツオイルについての誤解を解いてみたいな、なんて気持ちからざっとお話をしてみました。
今日の記事内容をまとめてみますね。
1.ココナツオイルに含まれる遊離脂肪酸のカプリル酸やカプリン酸が肌に刺激を与える、ということは本当です。ですから、使用の際にはご自分の肌に合った量をお使い下さい。
(合っている方なら、100%ココナツオイルでも大丈夫です。が、肌の弱い方は少しキツイと思われます。)
2.そのカプリル酸やカプリン酸の遊離脂肪酸は、JAS規格によって厳しく除去を決められているから、石けんを作る際に気にする必要はありません。という説は間違っています。
(食用油として厳しく除去の範囲を決められていることは本当です。が、あくまで食用として、のことであり、石けんにする際には何の意味も無い数字です。)
そんな訳で、次回は(←明日、と言わない所が・・・^^;)鹸化反応について、もう少し詳しく見てみましょうか。
トリグリセリド(油)がどうやって分解され、石けんになって行くのか、というようなお話です。
あ、ですから、皆様、ココナツオイルをあまり嫌わないで下さいましね。
泡立ちをよくするためにはほんっとうにお役立ちの良い油なんですもの。できれば、石けん用オイルの片隅に加えてあげるときっと喜んでいい泡を立ててくれますよd(-_^)☆
それでは最後にもう一度。
ポチっとな♪お願い
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「0か100か」「○か×か」「使うか使わないか」
という2択ではなく、「ちょうどいい塩梅で、ほど良く使う」ということを考えてもいいんじゃないかな、とうことなんです。
さてさて。それでは下の一読すると「なるほど!」と思えるJAS規格の話は・・?
実はこれ、間違いなんです(;^_^A
鹸化反応の仕組みを考えれば、簡単なことですよね?
鹸化反応って、油を苛性ソーダで分解して行く反応です。
要するに
トリグリセリド(油)を苛性ソーダで遊離脂肪酸に分解してしまう
ということなんです。その遊離脂肪酸にナトリウムイオンがくっついて、石けんになるのですから。
ですから、石けんにする前の元の油がいくらJAS規格によって遊離脂肪酸の除去が厳しく決められていても、石けんを作るにあたって、私たち、自分で遊離脂肪酸を作り出しているんです。
この遊離脂肪酸は、ほとんどが苛性ソーダから出たナトリウムイオンとくっつきまして、脂肪酸ナトリウム(←石けん分)となりますから、石けんになったものは遊離脂肪酸ではなくなります。
が。
鹸化率を設定し、石けんにしないままの油(余剰油脂)を持たせておりますから、この中にどのくらいの遊離脂肪酸が残されているか、それはもう検査してみないとわからない、ということになるのです。
食用油としては、遊離脂肪酸の有無は油の品質にも大きく関わって来ることですから、JASによって厳しく決められているのは本当です。
が、こと、石けんを作るにあたっては、苛性ソーダ水溶液を使って自分で油をぶっ壊し、遊離脂肪酸をどんどん作り出して、それを石けんにして行くのですから、最初にJASによって決められた遊離脂肪酸の量など何の基準にも理由にもならない、ということになってしまうのですね(;^_^A
さてさて。非常に簡単に、ではありましたが、いくつにも重なったように感じられるココナツオイルについての誤解を解いてみたいな、なんて気持ちからざっとお話をしてみました。
今日の記事内容をまとめてみますね。
1.ココナツオイルに含まれる遊離脂肪酸のカプリル酸やカプリン酸が肌に刺激を与える、ということは本当です。ですから、使用の際にはご自分の肌に合った量をお使い下さい。
(合っている方なら、100%ココナツオイルでも大丈夫です。が、肌の弱い方は少しキツイと思われます。)
2.そのカプリル酸やカプリン酸の遊離脂肪酸は、JAS規格によって厳しく除去を決められているから、石けんを作る際に気にする必要はありません。という説は間違っています。
(食用油として厳しく除去の範囲を決められていることは本当です。が、あくまで食用として、のことであり、石けんにする際には何の意味も無い数字です。)
そんな訳で、次回は(←明日、と言わない所が・・・^^;)鹸化反応について、もう少し詳しく見てみましょうか。
トリグリセリド(油)がどうやって分解され、石けんになって行くのか、というようなお話です。
あ、ですから、皆様、ココナツオイルをあまり嫌わないで下さいましね。
泡立ちをよくするためにはほんっとうにお役立ちの良い油なんですもの。できれば、石けん用オイルの片隅に加えてあげるときっと喜んでいい泡を立ててくれますよd(-_^)☆
それでは最後にもう一度。
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※本日の記事は 油脂検査協会様、日本農林規格協会様のご協力を得まして、また、
「油脂化学の知識」原田一郎著
「油脂の特性と応用」戸谷洋一郎監修
「食用植物油脂の日本農林規格」農林水産省pdf
を参考文献として書かせて頂きました。
ご協力頂きました両協会様には篤く御礼申し上げます。