苛性ソーダ量の計算。 | パコの手作り石けんのあれこれの雑記

パコの手作り石けんのあれこれの雑記

え~と、石けんを作っているにあたって、あれこれとやっている訳なんです(^^;)
そんなことを綴っております。

数字、得意? ブログネタ:数字、得意? 参加中
本文はここから

数字、得意?
こういきなりストレートに、明快に、いさぎよく、問われましても・・・・・・・(^^ゞ
数字の種類にもよりますよねえ・・・・・。

私は数字は嫌いです。いえね、買物なんかするでしょ、そうすると大体いくら買ったもんだから、財布の中にこれだけあって、んで、帰りにあれ買おうとか思ってるもんだから、こんくらい残しておいて、んでもって、お釣りがこれだけあるかも知れないな、それを足したりなんかして、そうするとコンビニへ寄って飲み物の一つも買おうか、ん?待てよ、え~~と、あれも買わなきゃいけないんだったな、ああ、今話題の給付金かあ、あれが今すぐもらえたらなあ、しかしあんなもんで経済効果があるのかねえ、日本はどうなって行くのだろうか、アメリカもずっこけすぎだよなあ、100年に一度の世界的不況ってスケールがでか過ぎんだよ、やってくれるぜ、アメリカさんもさ、オバマさんに期待かあ・・・期待してるぜ、日本人てはあるけれども、ん?だからいくらになってんの?今の買い物はさあ・・・・。
なんて具合に全面的に長文でありながら中身はさっぱりないぞ、というような思考回路の働きによって、すっかりきっぱりと混乱してしまい、最終的には「もうめんどくさいわ!!」となってしまう、というような経路を辿ることが多いのでありますね(^^;)

ところが。「得意か、不得意か?」などという個人の問題を飛び越えて、どうしてもぶつかってしまう数字というものがあります。
ま、生きていればそんな数字にはいくらでもぶつかる訳ですが、石けんを作っていてもそんな数字にぶつかります。
「鹸化価」。そして「鹸化率」。

ひょえ~~~!!!と思われた方もいらっしゃいましょう。け、そんなもんがなんなの?と思われた方もいらっしゃいましょう。
前者は「数字がニガテな方」、後者は「得意な方」、という分類も出来ましょうか(^^;)
ワタクシはですね、前者であります。もう、誰が何といっても、「そんなことまかりならん!」などと怒られても、全面的に前者なんであります。あ、結論出ましたね(笑) 出ましたが、記事は続きます(;´▽`A``

おお、「結論をみたからいいや。帰ろ。」と思われた方、こちらをお願い!!ポチっとしてやってからお帰り下さいませm(__)m
にほんブログ村 ハンドメイドブログ 手づくり石けんへ
にほんブログ村 手づくり石けん ←携帯の方はこちらから。

さてさて、今は便利な時代になりまして、サイトなんかでも数字を放り込むとぱぱっと計算され、油の鹸化価など知らなくても、必要量の苛性ソーダがびしっ!と出て来る、鹸化率だって何%、と打ち込めばこれまた数秒後には正しく明るい苛性ソーダの量、というものがびしっ!と目の前に現れる、という状況となっております。

ただですね。出来れば、これは自分で計算するものであろう、と私は思っているのです。
計算が出来れば、例えばちとおかしいな?なんて状況が出来た時、検算も兼ねまして逆計算し、どこかで間違っていないか、調べることが出来ます。また、サイトに乗っていない油などを使用する時も、鹸化価さえわかれば自分で苛性ソーダの量を出すことが出来る・・・・。手計算ってのは、時間がかかるようでも、知っておくと便利なんであります。
んな訳で、ちょっとですね、計算の仕方を・・・・。老婆心ながら、ご存知の方も多かろうとは思いながら、ここへかいておきますです、はい。←前置き長っ!!
以下計算方法。

本来、鹸化価というのは、1000gの油を100%石鹸にするために必要な 「苛性カリ」(KOH)の量を指します。
ただ、私たちが通常使っているのは苛性ソーダ(NaOH)です。 そこで、苛性カリから苛性ソーダへの換算が必要になります。
これは

40(苛性ソーダの分子量)÷56.1(苛性カリの分子量)

で出すことができます。(0.713です・・・^^;)
要するに苛性ソーダの方が苛性カリよりも少ない量で鹸化が出来る、ということですね。どちらも劇物、危険物です。取扱上の注意点はほぼ同じです。)

そして、油の鹸化価ですが、これは抽出方法や条件などによってバラツキが出て来ます。
親切なお店では自分の所の油の鹸化価を表示してくれていますので、それを使うのが一番正確であろう、と思いますが、表示されていない場合、標準値を使うか、あれこれ調べた中での平均値を取るか、という方法で算出して下さい。
(※親切極まりないお店では、既に苛性ソーダでの鹸化価を出してくれている所もあります。その場合は、そのまま計算して下さい。)

で、計算自体は簡単です。1000gの油ではなく、1gの油を鹸化する苛性ソーダの量を計算した方が後でラクですので、1g単位での鹸化価を出します。
1000で割ってやれば1gの量が出てきますね。

(鹸化価)×40÷56.1÷1000

かけたり、割ったり、という時には特に順番を問いませんので、この式の順番にこだわる必要はありません。が、細かい計算を電卓でやった場合、四捨五入、という機能が働き、ちょっとした誤差は出て参ります。

また、私の場合、先に出しておいた0.713という数字を使い、

(鹸化価)×0.713÷1000

という計算をしております。
例えば、オリーブオイルの鹸化価が187.6であったとすると、

187.6×40÷56.1÷1000=0.13376...

187.6×0.713÷1000=0.13375...

非常に小さいですが、誤差はあります。でも結局g数を取る時に四捨五入して0.134にしてしまいますので、気にしなくても良いかと思います(^^;)

そして、この計算した1gの油を石鹸にするのに必要な苛性ソーダの値をレシピ量のg数に掛けます。
例えば、100gのオリーブオイルを石鹸にしたい場合、

100×0.134=13.4(g)

オリーブオイル100gを石鹸にするのには、13.4gの苛性ソーダが必要である、とわかりました。
これは「100%」石鹸にしたい時の値ですので、ディスカウントしたい%を100%から引き、さらに掛けてやります。
ディスカウントを10%にしたい時、石鹸にしたいのは残りの90%ですので、

13.4×90%=12.06(g)

この値が鹸化率90%の時に必要な苛性ソーダの量となります。

で、油によって鹸化価は異なりますので、使う油の種類をすべて同じように計算を繰り返し、最後にそれを全部足したものが使用する全ての油を90%で鹸化する苛性ソーダの量、となります。
私は最後まで小数点以下2ケタで計算し、最後に四捨五入してきっぱり○○g、と出すことにしております。(まあ、ちょっとでも誤差を少なく・・と思いまして・・・^^;)

ま、面倒ですがこんな感じで計算して行きます。

めんどくさいついでに、一応公式化しておきます。
鹸化価をEとし、1gの油を100%鹸化させる時に必要な苛性ソーダの量をQとするとき、

Q=E×0.713÷1000 または
Q=E×40÷56.1÷1000

使用したい油をngとし、またディスカウントしたい数字をA%とするとき
使用する苛性ソーダの量Q2は

Q2=(n×Q)×(100-A)%   または
Q2=(n×Q)×(100-A)×0.01

はい、ここまで!!(笑)

私はですね、「数字がニガテ」であるもんですから、こういう公式を作って覚えてしまうのです(^^ゞ
これをノートの一番上に書いておけば、鹸化価さえわかればどんな油も石けんにすることが出来ますもんね。
んな訳で、こういう計算式を作りまして、ノートに貼ったりなんかして計算しております。また、別に油の鹸化価表なども作りまして、ファイルにしております。これがあれば、PCの前でにらめっこしなくても、苛性ソーダの量がいつでもどこでも、お手軽に、明朗会計、20分で5000円ぽっきり、追加料金は頂きません!!という具合に計算出来るのですね(^^)
また、最初のうちは計算サイトを検算の代わりに使いまして、自分の計算が正しいかどうかを確かめたりなんかもしておりました(^^;)
どなたかのお役に立てれば幸いでございます・・・・・・。

さて最終的な結論。 「ブログネタに引っ掛けて計算方法を書いてみた!」 でございます。お粗末!!

ブログランキングに参加しております。どうかポチっとよろしくお願いしますm(__)m

にほんブログ村 ハンドメイドブログ 手づくり石けんへ

にほんブログ村 手づくり石けん ←携帯の方はこちらから。