植物性油と動物性油。 | パコの手作り石けんのあれこれの雑記

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え~と、石けんを作っているにあたって、あれこれとやっている訳なんです(^^;)
そんなことを綴っております。

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世の中いろいろな面白情報が飛び交っておりますね(^^;)

その中の一つに「植物性油だから安心♪」というのがあります。

何となく「そうかあ・・・植物だから安心なのかあ・・・。」と思ってしまいますが、「ところでど~~して植物だと安心なの?」などとギモンを持ってしまうとこれがなかなか答えが出ない・・・・・(^▽^;)


例えば完全な菜食主義者で、ポリシーの問題でもって「動物性油は使わない。使わないったら使わない!!」とか言われるのならまだ話はわかるのですが、「安心」とか言われると「んん??安心って???」などと思ったりしてしまう訳です。



例えばエミューオイル。これはダチョウに良く似た大きな鳥から取れる油なのですが、成分としてはミリスチン酸やパルミチン酸などを含み、実は動物性油でも石けん作りの世界ではとてもありがたがられている、という面白い現象の油です。肌にも優しくキメの細かい優しい泡が立ちます(^^)しかし値段が非常に高い叫び

また、けっこう石けん界でも好かれていない油の一つがラード。こちらは豚の背油なのですが、成分としてはオレイン酸やパルミチン酸を含み、石けんにしますと硬さを得られ、やはりふくふくと良い泡がたくさん立ってくれます(^^)



んでですね。こういうオレイン酸とかパルミチン酸とか、ミリスチン酸とか・・・あれこれ油にはいろんな脂肪酸があって、それぞれ含有量が違っており、そこが油の特徴になったりしている訳ですが、この脂肪酸、植物性油だって当然持っております。

オリーブオイルは石けん作りには欠かせないほどポピュラーな油なんですが、この油の主成分はオレイン酸なんです(^^;)

そ~~なんです。ラードにだって含まれているオレイン酸が主成分。ラードには他にパルミチン酸なども入っておりますが、こちらはまたまた石けん界では大人気のココアバターにたくさん入っております。

しかも「シワ対策に良い!」なんてことで大人気だったりします。


しかし「動物性」ということで好かれないラード・・・・・。ラードなんてラーメン屋さんでめっちゃ食べてるじゃん!!

そっちの方が「美味しい」とか言って料理にも使ったりするじゃん!!

ど~~して石けん界では好かれないんだろう・・??

大体人間だって「動物」なんですから(^^;)


んで、んでですね。ここでいきなり化学の話を挟みこみます(^^ゞ

「どんな物質であろうと、分子式が同じであれば由来がどうであろうと物質としては同じ」

なのです。ヒアルロン酸なんかでも、「細菌由来のものは危ないけど、動物性のものは安心♪」とかいう話がまかり通ったりしておりますが、ヒアルロン酸はヒアルロン酸、「んなもんどっから生成したもんだっておんなじなんだよ。ヒアルロン酸ってやつはさあ。」ということをえらく難しく書いた論文もしっかり出ておりまして、認められております。細菌由来だから心配、なんて科学的根拠はありません。

分子式が同じでも由来が違ったら物質の性質が違う・・・。そんなことになったら化学界は根底から覆されるかと思われますよ、はい(^^ゞ


んでいきなりの結論。私は動物性油でも良いものであれば使います。それで良い石けんが作れるのであれば。

そして、実際に良い石けんが作れますです。

もちろん植物性油も使います。どっちでもいいんです。良い石けんが作れるのであれば。

いろんな油をその特徴を生かして、そして石けんにする。いろんな特徴の石けんが出来る。それぞれに良い所がある。私はそう思っております。


さてさて今日の石けんさん。ラードを使いましてバラの香りをつけまして、可愛く仕上げてみました(^^)

ふくふくと豊かな泡立ちが楽しめます。「SILKY ROSE」と申します。



お店の方にも置いてありますので、一度覗いて見て下さいね♪