あれから2週間くらいたつのか?
 

11月22日 さだまさし さんの”51”コンサート in 東京ガーデンシアター
行ってきました。

(一部、ネタバレさせていただかないと…このブログの話が続かないので)
(ゴメンなさい。ちょっとだけお話しさせていただきます)

 

11月22日のコンサートのエンディング曲が、

     

この曲…

「空蝉」でした。

 

1988年 栃木工場へ独り身で赴任しました。
(もちろん未婚でした)

工場で仲良かった「ヒロシ」くんが

栃木に慣れないボクに

「ここら(栃木県北)で、どっか行きたいとこない?」

と、こんな声をかけてくれました。

 

ボクは とっさに

峠駅(福島県)の力餅が食べたい」
と答えたのでした。

 


その年の秋

紅葉に染まりはじめた頃、

ヒロシくんの車で 峠駅へ向かいました。

 

その行きすがらの車の中で

「なんで 峠駅に行きたいんだい?」
 

そこで、

アルバム『夢供養』のⅭⅮを

ダビングしたカセットを車でかけて、聴いてもらった。

アルバムの9曲目「空蝉」にきた時、

「あっ!この曲。この曲を聴いてください」

 

(ヒロシくん);「なんだか暗い唄だなぁ~」

(ボクのこころの声);「さださんの唄だからねー(しょうがない(笑))

 

(ボク);「峠駅で~うんぬん~ ~かんぬん~(以下の通り)

 

(けれど急行が駆け抜けたあとすまなそうに駅員がこう告げる)
もう汽車は来ません
とりあえず今日は来ません
今日の予定は終わりました
(小さな肩寄せ合って)古新聞からおむすび

    ↓ 唄の歌詞にあるように… 

その日に停車する汽車は、もうすでになく…

(時刻は 夕暮れ時がいいかな?)
「ただひとり、”ポツリ”と ホームのベンチで力餅を食べてみたい」

と、話したらね。

 

「中沢くん、だいぶ変だよ(笑)。でも、興味ある。面白そう。」

(ヒロシくんも かなり変な奴です)(笑)

と言って、ヒロシくんは 付き合ってくれました。(ジャンジャン)

 

という、ボクの若かりし頃の思い出話しでした。

 

(P.S)

それにしても 宅間さんのマリンバは圧巻です!
曲の最後の後奏のマリンバを聞いてください。