イマジネーション・ツアー第8回☆Part-3★へ冒険する
Presented by M.Y
← ※初めてのディズニーでこんなにも様々なことを学ぶことができ、とても嬉しかったです※
1.関連させる
まずはミラコスタホテルにて。天井には8つの絵が描かれており、それらの絵はディズニーシーのゾーンと関連している。
ディズニーシーにはこの他にもストーリーなどに関連させた絵や仕掛けがあり、訪れた人を楽しませる。
2.夢中にさせる
天井の絵もそうであるが、ディズニーシーには至る所に隠れミッキーが存在する。見つけやすいものから双眼鏡でしか見つけられないものまで、様々な隠れミッキーがいる。一つ見つけると「ここにも居るのではないか」という気持ちにさせられ、つい夢中になってしまう。
3.キャストとゲスト
ディズニーでは「従業員」、「お客様」とは言わない。「キャスト」、「ゲスト」と言う。
元々は映画会社であったディズニーならではのこだわりを感じる。
4.9割がバイト
おもてなしで有名なディズニーであるが、実はキャストの9割はアルバイト。
にもかかわらず、従業員の接客の質は非常に高いものがある。
5.VIP待遇
ゲート前の地面の色とパーク内の地面の色は異なる。ゲート前は赤色であるが、これはアカデミー賞のレッドカーペットを表している。つまり、ゲストをVIPとして迎えているのである。
6.気配り
パークに入る前、立ち止まっていると、従業員の方が声をかけて下さった。何気ないゲストの行動を見逃すことなく、常に目配りをしているという姿勢を感じる。
7.コンセプト
日本にはディズニーランドとディズニーシーがあるが、2つのコンセプトは大きく異なる。それにより、迎え入れるキャッチフレーズや挨拶も異なる。
8.楽しませる
入場前からキャストの方が挨拶をしてくださる。パーク内に入る前からゲストとのコミュニケーションをはかり、そして気持ちを高めてくれる。
9.街並み
イタリア、アメリカと様々な街並みがあるが、どれも忠実に再現されている。路面電車の線路跡など、その当時の時代背景まで伝わってくる。
10.歴史
街並みからは歴史を感じることができる。例えば建物の様式。イタリアのゾーンでは壁が騙し絵となっている。これはルネサンス時代によくみられた様式である。街並みを見るだけでも、当時を感じ、振り返ることができる。
11.あいさつ
ディズニーではゲストを一般的な「いらっしゃいませ」などのあいさつでは迎えない。キャストはみな「こんにちは」などのあいさつで迎え入れる。あいさつをされると思わずあいさつを返してしまうもの。これにより自然と会話が生まれる。
12.現地語
あいさつにも工夫がある。イタリアに行けば「ボンジュール」というように、ゾーンごとによってのあいさつを交わすのである。これにより、現地にいるようなリアルさを感じられる。
13.差別化
ショップなどで買い物をした際の見送りのことばには、ランドとの差別化がある。ランドでは購入をした際「いってらっしゃい」というのが、シーでは「よい旅を」といって見送る。シーは冒険とイマジネーションをテーマとしている。コンセプトの違いがこうした挨拶からも感じとれる。
14.アドバイスはしない(答えを先に出さない)
ディズニーに行くとたくさんのキャストと話す機会があるが、キャストはけして「何をしたほうがよい」というアドバイスはしない。ゲストの話をうまく聞いてあげることにより、ゲスト自身に答えを導かせるのである。キャストに話を聞いてもらうことにより、ゲストは自然と満足感が得られる。
15.法律
タワーオブテラーやシンデレラ城は非常に高さのある建物であるが、その高さはそれぞれ59メートル、51メートルである。なぜこのような中途半端な高さかというと、航空法で60メートル以上の建物には規制が引かれているからである。
できる範囲内で精一杯のことを行うという姿勢が、こうしたことからも感じられる。
16.法律②
どうように法律の影響を受けているのがモノレールである。このモノレールは有料であるが、当初ディズニーは無料で運転させたいと考えていた。しかし、駅を作ると料金をとらなければならないという規則から料金をとっている。
17.安全第一
ディズニーではゲストの安全を第一に考えている。
震災対策などの訓練は、なんと年間180回ほど行っている。
口だけではなく、実際に行動に起こしていたことから、11日の震災にも的確な対処ができた。
18.SCSE
安全第一とも関連して、ディズニーにはSCSEという、大切にしていることがある。
アルファベットはそれぞれsafety(安全性)、courtesy(礼節)、show(見せる、魅せる)、efficiency(効率性)を表す。企業であれば、その効率性を第一に考えがちであるが、ディズニーではゲストを守り、生きて帰すことが一番の使命なのである。
19.工夫
敷地には様々な工夫がこなされている。ゾーンによってポップコーンの匂いが変わったり、
森で音をうまく遮断することで音楽を変えたり。
人間の五感を利用して、それぞれのゾーンを楽しめるようになっている。
20.知る人ぞ知ること
物語の背景、現地のあいさつなど、知っているからこそ楽しめる工夫もこなされている。
もちろんアトラクションをそのまま楽しむのもいいが、背景を知ると更に面白さが増す。
細かい仕掛けがたくさんあるので、要チェックしてみるとよい。
21.切り替え
ゾーンとゾーンが切り替わる時、五感を利用したり、地面の色がかわったりするのだが、その切り替え方も各所で異なっている。コーナーで区切ったり、木があったりと、あからさまにわかりやすいものもあるが、中には地面の色が波打って変わっているものもある。これは時系列が急激にかわった時のうねりを表しているそうで、各所での違いを楽しめる。
22.コミュニケーション
アトラクションから学ぶこともある。タートルトークでは、カメと話すことができるのだが、人間では当たり前の会話が難しい為、伝えることの難しさを感じることができる。
23.恥を捨てる
これはゲスト目線から。せっかくディズニーに来ているのに、恥ずかしいという気持ちを持っていてはもったいない。
キャストはゲストを暖かく迎え入れてくれる。積極的に話しかけてみよう。
24.掃除
キャストに「何を拾ってるんですか?」ときくと、「遺跡拾いです」と答えて下さった。
ディズニーにはゴミなどはない。その全てがディズニーには大切なものとして扱われている。
25.マニュアルがない
ゴミに関する呼び名はゾーンによっても異なっているが、中にはキャストの方ならではの答えが返ってくることある。基本的な決まりはあるものの、接客にはマニュアルがない。キャストそれぞれのおもてなしを感じることができる。
26.役になりきる
キャストはそれぞれ、アトラクションやゾーンのコンセプトに合わせた役になりきっている。そのためゲストも思いっきりそのゾーンの雰囲気を感じながら楽しめる。
27.完成度
ディズニーにはいくつかのショーがあるが、そのどれもが完成度の高いものである。
大規模な仕掛けや花火があるが、どれも失敗することなく、ゲストを魅了する。
28.標識がない
ディズニーには場所案内の標識がほとんどない。トイレの案内も明確に無い。
かわりにゲストはパンフレットを持って行動する。標識やトイレなどが無いことにより現実的な要素が無くなると共に、パンフレットを開くことにより、そこからキャストとの会話が生まれる。
29.退屈する暇が無い
隠れミッキーもそうであるが、至る所にポスターや仕掛けがあるため、待ち時間や移動中も退屈することがない。ディズニーには毎日多くの人が訪れるため、1つのアトラクションへの待ち時間は非常に長いが、こうした仕掛けがあることから、それも苦に感じにくい。
30.日本の心
元々はアメリカが発祥であるディズニー。教育の根本にあるものはアメリカであるが、日本のディズニーがここまで成功しているのは、やはり日本人ならではのおもてなし精神があるから。ディズニーだから多くの人を魅了しているというわけではない。
Presented by M.Y
← ※初めてのディズニーでこんなにも様々なことを学ぶことができ、とても嬉しかったです※
1.関連させる
まずはミラコスタホテルにて。天井には8つの絵が描かれており、それらの絵はディズニーシーのゾーンと関連している。
ディズニーシーにはこの他にもストーリーなどに関連させた絵や仕掛けがあり、訪れた人を楽しませる。
2.夢中にさせる
天井の絵もそうであるが、ディズニーシーには至る所に隠れミッキーが存在する。見つけやすいものから双眼鏡でしか見つけられないものまで、様々な隠れミッキーがいる。一つ見つけると「ここにも居るのではないか」という気持ちにさせられ、つい夢中になってしまう。
3.キャストとゲスト
ディズニーでは「従業員」、「お客様」とは言わない。「キャスト」、「ゲスト」と言う。
元々は映画会社であったディズニーならではのこだわりを感じる。
4.9割がバイト
おもてなしで有名なディズニーであるが、実はキャストの9割はアルバイト。
にもかかわらず、従業員の接客の質は非常に高いものがある。
5.VIP待遇
ゲート前の地面の色とパーク内の地面の色は異なる。ゲート前は赤色であるが、これはアカデミー賞のレッドカーペットを表している。つまり、ゲストをVIPとして迎えているのである。
6.気配り
パークに入る前、立ち止まっていると、従業員の方が声をかけて下さった。何気ないゲストの行動を見逃すことなく、常に目配りをしているという姿勢を感じる。
7.コンセプト
日本にはディズニーランドとディズニーシーがあるが、2つのコンセプトは大きく異なる。それにより、迎え入れるキャッチフレーズや挨拶も異なる。
8.楽しませる
入場前からキャストの方が挨拶をしてくださる。パーク内に入る前からゲストとのコミュニケーションをはかり、そして気持ちを高めてくれる。
9.街並み
イタリア、アメリカと様々な街並みがあるが、どれも忠実に再現されている。路面電車の線路跡など、その当時の時代背景まで伝わってくる。
10.歴史
街並みからは歴史を感じることができる。例えば建物の様式。イタリアのゾーンでは壁が騙し絵となっている。これはルネサンス時代によくみられた様式である。街並みを見るだけでも、当時を感じ、振り返ることができる。
11.あいさつ
ディズニーではゲストを一般的な「いらっしゃいませ」などのあいさつでは迎えない。キャストはみな「こんにちは」などのあいさつで迎え入れる。あいさつをされると思わずあいさつを返してしまうもの。これにより自然と会話が生まれる。
12.現地語
あいさつにも工夫がある。イタリアに行けば「ボンジュール」というように、ゾーンごとによってのあいさつを交わすのである。これにより、現地にいるようなリアルさを感じられる。
13.差別化
ショップなどで買い物をした際の見送りのことばには、ランドとの差別化がある。ランドでは購入をした際「いってらっしゃい」というのが、シーでは「よい旅を」といって見送る。シーは冒険とイマジネーションをテーマとしている。コンセプトの違いがこうした挨拶からも感じとれる。
14.アドバイスはしない(答えを先に出さない)
ディズニーに行くとたくさんのキャストと話す機会があるが、キャストはけして「何をしたほうがよい」というアドバイスはしない。ゲストの話をうまく聞いてあげることにより、ゲスト自身に答えを導かせるのである。キャストに話を聞いてもらうことにより、ゲストは自然と満足感が得られる。
15.法律
タワーオブテラーやシンデレラ城は非常に高さのある建物であるが、その高さはそれぞれ59メートル、51メートルである。なぜこのような中途半端な高さかというと、航空法で60メートル以上の建物には規制が引かれているからである。
できる範囲内で精一杯のことを行うという姿勢が、こうしたことからも感じられる。
16.法律②
どうように法律の影響を受けているのがモノレールである。このモノレールは有料であるが、当初ディズニーは無料で運転させたいと考えていた。しかし、駅を作ると料金をとらなければならないという規則から料金をとっている。
17.安全第一
ディズニーではゲストの安全を第一に考えている。
震災対策などの訓練は、なんと年間180回ほど行っている。
口だけではなく、実際に行動に起こしていたことから、11日の震災にも的確な対処ができた。
18.SCSE
安全第一とも関連して、ディズニーにはSCSEという、大切にしていることがある。
アルファベットはそれぞれsafety(安全性)、courtesy(礼節)、show(見せる、魅せる)、efficiency(効率性)を表す。企業であれば、その効率性を第一に考えがちであるが、ディズニーではゲストを守り、生きて帰すことが一番の使命なのである。
19.工夫
敷地には様々な工夫がこなされている。ゾーンによってポップコーンの匂いが変わったり、
森で音をうまく遮断することで音楽を変えたり。
人間の五感を利用して、それぞれのゾーンを楽しめるようになっている。
20.知る人ぞ知ること
物語の背景、現地のあいさつなど、知っているからこそ楽しめる工夫もこなされている。
もちろんアトラクションをそのまま楽しむのもいいが、背景を知ると更に面白さが増す。
細かい仕掛けがたくさんあるので、要チェックしてみるとよい。
21.切り替え
ゾーンとゾーンが切り替わる時、五感を利用したり、地面の色がかわったりするのだが、その切り替え方も各所で異なっている。コーナーで区切ったり、木があったりと、あからさまにわかりやすいものもあるが、中には地面の色が波打って変わっているものもある。これは時系列が急激にかわった時のうねりを表しているそうで、各所での違いを楽しめる。
22.コミュニケーション
アトラクションから学ぶこともある。タートルトークでは、カメと話すことができるのだが、人間では当たり前の会話が難しい為、伝えることの難しさを感じることができる。
23.恥を捨てる
これはゲスト目線から。せっかくディズニーに来ているのに、恥ずかしいという気持ちを持っていてはもったいない。
キャストはゲストを暖かく迎え入れてくれる。積極的に話しかけてみよう。
24.掃除
キャストに「何を拾ってるんですか?」ときくと、「遺跡拾いです」と答えて下さった。
ディズニーにはゴミなどはない。その全てがディズニーには大切なものとして扱われている。
25.マニュアルがない
ゴミに関する呼び名はゾーンによっても異なっているが、中にはキャストの方ならではの答えが返ってくることある。基本的な決まりはあるものの、接客にはマニュアルがない。キャストそれぞれのおもてなしを感じることができる。
26.役になりきる
キャストはそれぞれ、アトラクションやゾーンのコンセプトに合わせた役になりきっている。そのためゲストも思いっきりそのゾーンの雰囲気を感じながら楽しめる。
27.完成度
ディズニーにはいくつかのショーがあるが、そのどれもが完成度の高いものである。
大規模な仕掛けや花火があるが、どれも失敗することなく、ゲストを魅了する。
28.標識がない
ディズニーには場所案内の標識がほとんどない。トイレの案内も明確に無い。
かわりにゲストはパンフレットを持って行動する。標識やトイレなどが無いことにより現実的な要素が無くなると共に、パンフレットを開くことにより、そこからキャストとの会話が生まれる。
29.退屈する暇が無い
隠れミッキーもそうであるが、至る所にポスターや仕掛けがあるため、待ち時間や移動中も退屈することがない。ディズニーには毎日多くの人が訪れるため、1つのアトラクションへの待ち時間は非常に長いが、こうした仕掛けがあることから、それも苦に感じにくい。
30.日本の心
元々はアメリカが発祥であるディズニー。教育の根本にあるものはアメリカであるが、日本のディズニーがここまで成功しているのは、やはり日本人ならではのおもてなし精神があるから。ディズニーだから多くの人を魅了しているというわけではない。