先の読めない時代。
過去の成功体験や失敗からだけでは予測することが難しくなっています。一方でITなどの進化で数字やデータの取り方もよりスピーディで大量に、多様化しています。

これからのビジネスはデータを読み取りしていくかがカギを握るとも言われています。実際名経営者と呼ばれる方は統計データの読み取り方が優れている人が多いようです。

たとえば、日本にコンビニエンスストアというビジネス形態を根付かせたセブンイレブンの創業者、鈴木敏文さんはその一人でしょう。

鈴木さんが開発した売り上げデータがそのまま本部の仕入れや開発部に直結するPOS(販売時点情報管理)システムは、流通に革命を起こし、いまや流通小売の定番です。鈴木さんの素晴らしさは、データに予断を持たず判断していくことです。なにせ夏におでんを店頭で売らせたほどですから。

「夏におでん」――多くの小売り業者は、そんなもの売れないよと、ハナから取り合わなかったでしょう。ですが、気温が下がればたとえ夏であっても温かいものは売れると読んだ鈴木さんは、夏でも店頭に堂々とおでんを置き売ったのでした。

現在セブンイレブンでは1年を通しておでんを販売している店が全国各地にあります。

今あるデータをどう読むか、あるいはどういうデータを集めるかを、目的に照らして考えることで、そこから見えてくるものは違ってきます。今の時代5年後、10年後を確実に予測することは難しいですが、おおよその見通しを立てることと未来に備えることはできます。

変化の激しい時代はその“ちょっと”の違いを分かっているかで差がついていきます。

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