カメラ用のハンドルにUSB電源とライトを | (た)のブログ

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カメラとかギターとか。改造したり直したりするのは好きです。

私はM43カメラをビデオカメラとしても使うことがあります。

フィルムカメラを踏襲した形態は時として不便なので、アクセサリーシューに取り付けられる小さなハンドルを自作しています。

取り付け取り外しは簡単ですが、写真を撮るにも邪魔になりませんので持ち出した際はそのままにしています。

 
他のパーツを取り付けできるようにはしているものの、取り付けるようなものもないので、せいぜい外付けマイク位にしか使っていなかったのですが、以前接写用ライトの自作のために購入したまま放り出していた小型のLEDリングライトがあることを思い出してライトを取り付けてみることに。
 
このライトの電源はUSBです。モバイルバッテリーが思いつきますが、カメラ外のバッテリーをケーブルでつなぐのは機動性に欠けるので、ハンドルに電源を取り付けてることにしました。
モバイルバッテリーは重いので、100円ショップの単3電池2本を使うUSB電源アダプターが良さそうです。
何より単3電池なら入手も簡単です。
 
ということでハンドルを微修正して出力します。
こういうことが簡単にできるのが3Dプリンターを所有するメリットですね。
 

ぶれてますけど、はんだごてで熱しながら取り付け用のナットを埋め込んだところです。

タップでねじを切ってもいいのですが、せっかく買った部品がありますので。

 

 

ネジ止めします。

裏側にはずれないように位置決めできるパーツをおいています。

 

アクセサリーシューと小さな自由雲台を以前のハンドルから移植して完成。
 
 
こんな感じ。
 
 
リングライトをつけるとこんなです。
 
 
リングライトのケーブルは結構な長さがあるので詰めるか交換式にしてしまおうとも考えましたが、リングライトを開けてみるとLED基盤はリングライト本体にしっかりと接着されていてコネクタを入れる場所もなさそうなのと、現場でカメラから離したいケースも出てくるかもしれないので、コードをまとめられるようなパーツを作成して巻いておくことにしました。
 
 
見た目は大げさですが、重量は大したことないので機動性はスポイルされません。逆に光量も大したことないので、ライトとしてどこまで実用になるかも微妙ですけれど。
 
まあこんなUSB電源でも何かに使えることもあるでしょう。