CISスキャナカメラの製作(6) - 試作は一段落 | (た)のブログ

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カメラとかギターとか。改造したり直したりするのは好きです。

さて、結論から言うと前回問題だった、シマシマは、センサーをむき出しにすることで改善されましたし、画面全体に像が出るようになりました。

ただし一部明るさが異なる部分ができているとか、やはり細かい線が出ていたりするのが気になるところ。ガラス面の汚れも結構目立ちます。
 

密かに心配していた感度はむしろかなり高くて、屋外ではF90の最小絞りでも厳しく、ND必須と思われます。

ガラスのスタート位置裏には白テープが貼られていることからも、LEDを遮光していることが影響しているのかもしれません。

LED照明がない状態になっているため、スキャナーがゲインを最大限上げてしまっているのでしょうか?

 
ガラス面にトレーシングペーパーを貼り付けて、そこに写った像をスキャンすれば、画質は多少悪くなってもほぼ無改造でゆけそうですが、すでにステージを削ってしまったのでそれは試しようがありません。
この方式でそこそこの画質が得られるならスキャナ背面に穴を空けてルーペをつければフォーカシング確認もできるはずです。
新しいスキャナを入手した際に試してみたいと思います。

 

もう少しこれを調整しつつ、最近のスキャナをベースにしたものの検討に入ろうと思います。