しかし、そこはね
やっぱり母強し
辛い練習を頑張っている娘たちを
少しでも喜ばせたい一心で
そこから緊急作戦会議開始!
真剣そのもの
そのうちの一人が山から下り
100均でカツラやお面を買って来た
あとは母オバケの演技力でカバーだ

暗くなる頃には
母オバケのやる気は最高潮に
蚊除けの蚊取り線香持参で
それぞれの持ち場へGO!

最初のドッキリポイントは私の担当
ここですべったら全てがパー
かなりのプレッシャーを感じつつも
どうやって怖がらせようか
真っ暗闇でじっーとしてイメージトレーニング
月が出ていなかったから
ほんとに真っ暗闇で何も見えない
ただ寄ってくる蚊のブーンという
羽音だけがうっとおしい
私の後ろは竹やぶ
坂道を下ったところには墓地
そりゃもう怖いのなんのって!

しばらくすると
数メートル前に二つの光るものが!
出た?ついに見てしまったか?
怖いけど目を凝らして光るものを追う
猫?犬?小動物だな
明るい時なら怖くもなんともないが
真っ暗闇での光る目はただ恐怖!
そのうち光る目は
ぴょこぴょこと坂道を下って行った
後で聞いたら
どうやら野うさぎだったらしい

そうこうするうちに
子どもたちのキャーキャーはしゃぐ声
やっと来たな!
よし、やったるぜ!

数人ずつグループになって来るみたい

顧問命令
「坂の下の墓地に空き缶があるから
    それを取って戻って来い!」

まだ脅かしてもないうちから
ギャーギャー悲鳴を上げる子どもたち
だんだん近づいてくる
暗闇に潜む私の前を通り過ぎたとき
後ろから
「ちょっと、待ってよォォォ…」
霧吹きで水をかけながら子どもたちを
追いかける

ぎょえーっ!うぎゃー!ヽ( ̄д ̄;)ノ=3=3

つかみはまずまずだな

2番目のポイントでは
オバケが山から飛び降りて脅かし

最終ポイントではコンニャク片手に
オバケ大奮闘!
今まで聞いたことのない悲鳴とともに
空き缶を手にした子どもたちが
坂道を上がってきた

ここでもう一回脅かしてやろう
オバケ、道に寝そべって待つ

「なんかいる、なんかいる」

むくっと起き上がり
おりゃー(((( ̄Д ̄)ノ

「うぎゃー」ヽ( ̄д ̄;)ノ=3=3=3

オバケ作戦大成功!うっしっし

合宿で何が一番心に残ってる?
「肝試し」が堂々の第一位!
母オバケは本望だよ
蚊に刺されまくって待った甲斐が
あったってもんさ

次の合宿でオバケが
パワーアップしたのは言うまでもない