我が家の隣に住む75歳のおじいちゃん
つい最近まではとても75歳には見えなかった
家庭菜園で作った野菜や果物を
早朝、我が家の玄関に
新聞紙にくるんで置いていくおじいちゃん
まるで、ごんぎつねのように(笑)
ぶどう、みょうが、トマト、にんにく、ねぎ、ゴーヤ…と
色々な作物を栽培しては
家族数の多い我が家に持って来てくれていた
ありがたい
他にも釣りが好きで
立派なお魚をいただいたこともしばしば
いつもいただいてばかりなので
たまに旅行や帰省のささやかなお土産を
持っていくと
必ずそれ以上のお菓子や野菜を持たせてくれる
私、何しに行ってるんだか?
そんな気のいいおじいちゃんが
最近、髪の毛が真っ白になり
急に痩せて来た
声があまり出ないと言う
もう園芸や家庭菜園をできなくなったから
植木鉢やプランターなどの園芸用品を
我が家に譲りたいとのこと
正直、私はガーデニングが得意な方ではない
仕事と家事でなかなか時間がとれないので
譲り受けることをかなり悩んだ
しかし
顔を合わせる度に弱々しく痩せてしまう
おじいちゃんを見ていると
我が家でそれを引き取り使うことが
おじいちゃんは一番嬉しいんじゃないかと
思うようになってきた
これまで愛情こめて育て使ってきた物たちが
雨風に打たれて朽ちて行く様を見るのは
おじいちゃんとしても辛いに違いない
我が家で、草花を育てるのに
生き生きと使われていれば
おじいちゃんも安心するように思う
おじいちゃんが使っていた園芸用品の
ほとんどをいただくことにした
いただいて置いとくだけでは意味がないので
早速、ホームセンターで花苗や木を買い
植えてみた
プランターにはコスモスとコキア
素焼きの植木鉢にはシマトネリコ
ワイヤーの台付きの丸い鉢には寄せ植え
他にも春に咲く球根も植えた
自画自賛だけど
秋らしくてなかなか良い
まだ全部は使いきれないけれど
せっかくいただいたおじいちゃんのプランターが
色とりどりの花で彩られて
おじいちゃんを少しでも
元気づけることができたらいいなあ

