僕はジャズオーケストラでギターを弾くことが多いのですが、カウント・ベイシー楽団に代表される4ビートのスイング曲では、ギターの刻みが欠かせません。
現代のジャズギターはロックと同様にピックアップを搭載してアンプで増幅して演奏することが主流ですが、名手フレディ・グリーンのスタイルで演奏する時、彼と同様に僕はこのギターを使って生音だけで演奏しています。そこがたとえ大ホールであろうと屋外であろうと、マイク/PAにも通しません。ギターの生音が聞こえてくる楽団って素敵じゃないですか。
Super400と言えばギブソン社の量産モデルの最高峰。18インチのボディをもつ巨大なギターです。その中でも、これはまだエレクトリック化が開始される前の1939年型の図面を元に、ギブソン社が一時的に再現して制作したモデルでカッタウェイもないフルボディ。容量でボリュームを稼いでいた時代の設計です。
一般的なギターと比べると、ボディの大きさが際立ちますね。
トップはスプルース単板、ネックとサイド/バックはフレイムメイプル。指板とブリッジは黒檀。カスタムライン定番のマテリアルです。
マシンヘッドはグローバー製インペリアル。ヘッド裏にもインレイあり。中央部にスイングチップを添付しています。

フレディ・グリーンにはかないませんが、ビッグバンドに埋もれない音量を稼ぐため、ブリッジを改造して弦高を極端に上げています。演奏するのは大変ですが、なかなかのボリュームを実現してくれます。
このギターと出会って9年が経ちますが、関東・関西・香港などで100を優に超えるステージを共にしました。元は十分に取れたかな。これからも頼りにしています。
























