D1 Rd.3AUTO POLIS|レポート&ギャラリーを公開しました | PACIFIC RACING TEAM 広報ブログ

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NACラブライブ!86with BRIDE FALKEN

無念のリタイヤを喫す



#3 NACラブライブ!86with BRIDE FALKEN レース結果



2014D1 GRAND PRIX SERIES Rd.3 AUTOPOLIS DRIFT

◆7月26日[土]単走日  天候/コース:晴/ドライ

◆7月27日[日]追走日  天候/コース:雨・曇/ウェット・ドライ

 野村謙選手 最終成績:予選敗退



 D1GP2014年シリーズの前半は国際サーキット3連戦。その最後となるオートポリスは、コースを逆走し、メインストレートでフル加速してからファイナルコーナーに飛び込むというレイアウト。加速区間が長いことから、前戦の鈴鹿と並んで高速進入が見られるサーキットだ。

 ここまでノーポイントの野村選手は、地元九州での開催となるこの第3戦はなんとしても予選を通過したいところだ。野村選手が昨年から苦しんでいるのが、全開加速をするとエンジンが吹けなくなる症状だ。このせいで第1戦の富士、第2戦の鈴鹿ともに本来の走りができないまま敗退となってしまっていた。

 第2戦までに点火系、配線のすべてを見直し、燃料ポンプの増設まで行っていたが、燃料系統にはまだ見直すべき箇所が残っていた。そのため、今回のラウンドの前に燃料系統の残りの場所をすべて刷新。燃料タンクからコレクタータンク、さらにはその先のフューエルデリバリーパイプまでの配管、そしてリターンの配管と、すべての配管を2系統にして燃料ポンプもそれぞれに設置し、どちらかに不具合が起きても走れるようにしたほか、コレクタータンク自体も大型化。燃料ポンプや燃圧レギュレーターも信頼性の高いものに交換した。これらの対策が功を奏して、本番の数日前のテスト走行ではついにエンジンがぐずらずに走れるようになっていた。

 また、エンジンがちゃんと吹けるようになったことで、足まわりの弱点もわかってきたので、リヤのスプリングを12kg/mmで自由長150mmのものから10kg/mmで自由長180mmのものに交換し、ヘルパースプリングを外してきた。オートポリスではその仕様で走ってみることになった。



 単走予選日。1回目の練習走行では、エンジンはストレスなく回るいっぽうで、パワー感が不足していたことからマップをリセッティングするとともに、タイヤから振動が出ていたためチェックしたところ、タイロッドが曲がっていることがわかり、交換を行った。2回目の練習走行でのDOSS(機械審査システム)スコアは97点弱。97点台がボーダーラインになりそうなので、あとひと息というところだ。進入速度がやや低めだが、あと4から5キロ上がれば97点台にはのれそうなので、さらに燃料マップを詰める。野村選手はここオートポリスで優勝した経験もあり、走りかたは熟知しているので、スタイル的には問題なさそうだ。足まわりもセッティング変更は行わずに本番に臨むことになった。

 しかし、単走予選の本番に予想していないトラブルが起こった。本番走行前に1本だけウォームアップ走行が入るのだが、そこで右フロントサスペンションのテンションロッドが折れてしまったのだ。ゆっくりなら走れないことはないがとてもドリフトができる状態ではない。リタイヤせざるをえなかった。

 なお、その後の単走決勝では、いずれも2WDに改造したニッサンGT-Rを駆る川畑選手がひときわ高い進入速度から見事なコントロールを見せて優勝した。

 単走予選を通過した選手のみで行われる翌日の追走トーナメントでは、川畑選手はパワーステアリングのトラブルでベスト8でリタイヤ。決勝にはシルビアの横井選手と、マークXに乗るランキング首位の高橋選手が勝ち上がった。横井選手が後追いでうまく高橋選手に合わせきれなかったいっぽうで、高橋選手は後追い時に見事な接近ドリフトを見せて優勝を決めた。



<以下、ドライバーコメント>


野村謙選手

 ここはずいぶん走り慣れてるから、クルマがちゃんとしてくれれば、それなりに行けると思ってた。でもウォームアップ走行で、振り返した瞬間にテンションロッドがポキッと……。右フロントタイヤが前後にガクガク動くような状態になってしまったバイ。これが、あと1周早く、練習走行のときに起きてくれていたら本番までに交換することもできたのに。地元九州やし、走りたかったなぁ……。





レースレポートページ

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