…皆様。
大変ご無沙汰してしまい、申し訳ございません。
しかも、なんでしょう…この湿気の多い季節に、パチモトの胸ポケットが『生臭い』状態のまま一週間ほど放置してしまいましたので、現実であればさぞかし悲惨な状態になっていることと推測されます。
ここに深くお詫び申し上げますと共に、ともすると私、作者Gの個人的な理由により今後も筆が遅れがちになりますことを、先にこれまた深くお詫び申し上げておくものと致します。
…さあ、前置きは兎も角として。
そろそろ20世紀が生んだリアル・ドラえもんとも言うべきパチモトの四次元ポケット(パジャマ)にカメラを移しましょう。
R子『…なんなんですか、このニオイ』
R子の鋭い指摘により、エビフライ(小)を摘んだまま、パチモトの箸が止まりました。
先にも申し上げましたように、パチモトの胸ポケットにはたっぷりと…しかも濃厚なエキスを大量に含んだスキン(オカモト社製)が忍ばされ、パチモトの周囲約80cm四方はまさに『微香空間』(小林製薬)が如く、ほのかな生臭くフルーティな香りが漂っておりました。
P『…ちょちょ…どど、どないしたんん~急に…』
パチモトはR子に対し、満面の作り笑顔を浮かべると、止まっていたエビフライを
『シャオッ』
と音を立てて頬張りました。
K里『…ほんと…さっきから変なニオイ…』
P『ちょ…かかかK里……シャオッシャオッ……K里まで何言い出す…シャオッ…んんん~?』
食うか喋るかどちらかにしろと言う周囲の視線をよそに、パチモトはエビフライ(小)を食べる行為を中断することなく、さらにイカリングフライへと触手を伸ばしました。
R子『パチモトさん…何か変なことしてきたんじゃないですか?』
P『なん…なんぼ…へへ、変な事って…モグコホッ…どどどどどんなことぉぉぉぉ~…モグコホッ』
若干パン粉の量が多かったのか、それとも動揺からか、パチモトはイカリングフライにむせ返りながらもなんとか食らいついていきます。
しかし…
犯罪者が現場に戻ってくると言うセオリー…
あるいは詰問を受けた際、無意識にその犯行に関わるものに目を向けてしまうと言う道理が示すように…
その時、パチモトの左手は股間からゆっくりと、身体のラインをなぞる様に上へ上へと移動し、ついに胸ポケットにたどり着いたのでございます。
P『ちょちょ…あ、あ、あれやなぁ~…香水やなぁ~…』
K里『…香水?』
P『そそそ、そうやぁ~ん…ここ、香水つけすぎたんやなぁ~』
かの名キャスター・みのもんた氏も真っ青の作り笑顔に、さも思い出したようなしたり顔を加えつつ、パチモトは胸ポケットに添えた左手を駆使し、口が開いたままのコンドームをぐいぐいとポケット内部に押し込んでいきます。
しかし悲しいかな…刺激を与えられた微香性物質は、酸素と混ざり合うことによって更に香りが高まり、環境破壊はさらに悲惨な経路を辿ることとなります。
K里『…うくっ………ちょっと…どんな香水つかってるんですか?』
P『え、え、え……あ、アレやぁ~ん……』
パチモトは胸ポケットに更なる大きなシミを作りつつも、首をかしげて香水の名前を必死に考えている模様でございました。
既に第2章をお読みいただいた方はご存知のように、パチモトの愛用する香水と言えば
『エロチカホーク(28ml)』
が有名かつ代表的なもの…
しかしまさか、レディの前でその聞くからにフェロモン香水的ネーミングを口にするわけにはまいりません。
しかし……それらの要因が相まって、新たなネーミングの香水を生み出すとは、その時私も予想だにしておりませんでした。
P『……イやなぁ~…』
K里『…なんですか?』
P『…オサムライやなぁ~…』
…1997年。
かの名優アラン・ドロンが、日本の名優三船敏郎氏をイメージして作った香水
『SAMURAI(サムライ)』
は、若者を中心に絶大な人気を博し、一躍大ブームとなりました。
その爽やかな香りは日本人をイメージしたとだけあって日本の文化にも違和感なく浸透し、しいては有名タレントにまで愛用されるという成功を収めた、日本でも指折りのメジャーなパヒュームでございます。
しかし…
あくまでもその名は
『SAMURAI~サムライ~』
であり、決して丁寧な言い回し……
『OSAMURAI~おさむらい~』
ではございません。
K里『お…おさむらい?』
P『ぶほっ!!かかか、K里知らないんんん~?オサムライ有名やぁぁぁ~ん』
K里『…あ、あの…それって…』
P『ぶほぉぉぉっ!!オ、オ、オサムライつけすぎたかなぁ~…ぶほぉぉぉぉっ!!』
パチモトはまるで江戸時代の町人の如く
『おさむらいおさむらい』
と連呼し、その異臭事件をもみ消さんとばかり声を張り上げます。
そしてさらに、今日4杯目となるご飯をおかわりすると、『ごはんですよ』(桃屋)をたっぷりとのせ、さもうまそうにかき込む始末…
…その時でした。
P『あ、あ、あ、あかんっ!』
パチモトはさも手が滑ったかのように見せかけ、醤油皿をひっくり返すと胸ポケットの辺りに大きな醤油染みを作り上げることに成功したのでございます。
P『あ、あ、ししし、しまった~……醤油こぼししてぇぇぇ~ん…テヘッ…』
証拠隠滅へと一歩近づいたパチモトは、まるで『醤油フェチ』とでも言わんばかりに恍惚の表情を浮かべると、少女マンガ顔負けのアクション(=ゲンコツで自分の頭をコツン)をやってのけてみせます。
P『…だだ、だいじょうぶだいじょうぶ…だいじょうぶだよぉぉぉ~』
…誰一人心配する者はおろか、ふきんを差し出す者さえおりませんでしたが、パチモトはさも満足げに醤油の付着した胸部をもみほぐしておりました。
…しかし。
この醤油事件もまた、さらなる悲劇への序章となっていくのでございます。
(続)
大変ご無沙汰してしまい、申し訳ございません。
しかも、なんでしょう…この湿気の多い季節に、パチモトの胸ポケットが『生臭い』状態のまま一週間ほど放置してしまいましたので、現実であればさぞかし悲惨な状態になっていることと推測されます。
ここに深くお詫び申し上げますと共に、ともすると私、作者Gの個人的な理由により今後も筆が遅れがちになりますことを、先にこれまた深くお詫び申し上げておくものと致します。
…さあ、前置きは兎も角として。
そろそろ20世紀が生んだリアル・ドラえもんとも言うべきパチモトの四次元ポケット(パジャマ)にカメラを移しましょう。
R子『…なんなんですか、このニオイ』
R子の鋭い指摘により、エビフライ(小)を摘んだまま、パチモトの箸が止まりました。
先にも申し上げましたように、パチモトの胸ポケットにはたっぷりと…しかも濃厚なエキスを大量に含んだスキン(オカモト社製)が忍ばされ、パチモトの周囲約80cm四方はまさに『微香空間』(小林製薬)が如く、ほのかな生臭くフルーティな香りが漂っておりました。
P『…ちょちょ…どど、どないしたんん~急に…』
パチモトはR子に対し、満面の作り笑顔を浮かべると、止まっていたエビフライを
『シャオッ』
と音を立てて頬張りました。
K里『…ほんと…さっきから変なニオイ…』
P『ちょ…かかかK里……シャオッシャオッ……K里まで何言い出す…シャオッ…んんん~?』
食うか喋るかどちらかにしろと言う周囲の視線をよそに、パチモトはエビフライ(小)を食べる行為を中断することなく、さらにイカリングフライへと触手を伸ばしました。
R子『パチモトさん…何か変なことしてきたんじゃないですか?』
P『なん…なんぼ…へへ、変な事って…モグコホッ…どどどどどんなことぉぉぉぉ~…モグコホッ』
若干パン粉の量が多かったのか、それとも動揺からか、パチモトはイカリングフライにむせ返りながらもなんとか食らいついていきます。
しかし…
犯罪者が現場に戻ってくると言うセオリー…
あるいは詰問を受けた際、無意識にその犯行に関わるものに目を向けてしまうと言う道理が示すように…
その時、パチモトの左手は股間からゆっくりと、身体のラインをなぞる様に上へ上へと移動し、ついに胸ポケットにたどり着いたのでございます。
P『ちょちょ…あ、あ、あれやなぁ~…香水やなぁ~…』
K里『…香水?』
P『そそそ、そうやぁ~ん…ここ、香水つけすぎたんやなぁ~』
かの名キャスター・みのもんた氏も真っ青の作り笑顔に、さも思い出したようなしたり顔を加えつつ、パチモトは胸ポケットに添えた左手を駆使し、口が開いたままのコンドームをぐいぐいとポケット内部に押し込んでいきます。
しかし悲しいかな…刺激を与えられた微香性物質は、酸素と混ざり合うことによって更に香りが高まり、環境破壊はさらに悲惨な経路を辿ることとなります。
K里『…うくっ………ちょっと…どんな香水つかってるんですか?』
P『え、え、え……あ、アレやぁ~ん……』
パチモトは胸ポケットに更なる大きなシミを作りつつも、首をかしげて香水の名前を必死に考えている模様でございました。
既に第2章をお読みいただいた方はご存知のように、パチモトの愛用する香水と言えば
『エロチカホーク(28ml)』
が有名かつ代表的なもの…
しかしまさか、レディの前でその聞くからにフェロモン香水的ネーミングを口にするわけにはまいりません。
しかし……それらの要因が相まって、新たなネーミングの香水を生み出すとは、その時私も予想だにしておりませんでした。
P『……イやなぁ~…』
K里『…なんですか?』
P『…オサムライやなぁ~…』
…1997年。
かの名優アラン・ドロンが、日本の名優三船敏郎氏をイメージして作った香水
『SAMURAI(サムライ)』
は、若者を中心に絶大な人気を博し、一躍大ブームとなりました。
その爽やかな香りは日本人をイメージしたとだけあって日本の文化にも違和感なく浸透し、しいては有名タレントにまで愛用されるという成功を収めた、日本でも指折りのメジャーなパヒュームでございます。
しかし…
あくまでもその名は
『SAMURAI~サムライ~』
であり、決して丁寧な言い回し……
『OSAMURAI~おさむらい~』
ではございません。
K里『お…おさむらい?』
P『ぶほっ!!かかか、K里知らないんんん~?オサムライ有名やぁぁぁ~ん』
K里『…あ、あの…それって…』
P『ぶほぉぉぉっ!!オ、オ、オサムライつけすぎたかなぁ~…ぶほぉぉぉぉっ!!』
パチモトはまるで江戸時代の町人の如く
『おさむらいおさむらい』
と連呼し、その異臭事件をもみ消さんとばかり声を張り上げます。
そしてさらに、今日4杯目となるご飯をおかわりすると、『ごはんですよ』(桃屋)をたっぷりとのせ、さもうまそうにかき込む始末…
…その時でした。
P『あ、あ、あ、あかんっ!』
パチモトはさも手が滑ったかのように見せかけ、醤油皿をひっくり返すと胸ポケットの辺りに大きな醤油染みを作り上げることに成功したのでございます。
P『あ、あ、ししし、しまった~……醤油こぼししてぇぇぇ~ん…テヘッ…』
証拠隠滅へと一歩近づいたパチモトは、まるで『醤油フェチ』とでも言わんばかりに恍惚の表情を浮かべると、少女マンガ顔負けのアクション(=ゲンコツで自分の頭をコツン)をやってのけてみせます。
P『…だだ、だいじょうぶだいじょうぶ…だいじょうぶだよぉぉぉ~』
…誰一人心配する者はおろか、ふきんを差し出す者さえおりませんでしたが、パチモトはさも満足げに醤油の付着した胸部をもみほぐしておりました。
…しかし。
この醤油事件もまた、さらなる悲劇への序章となっていくのでございます。
(続)