P『セッケキュー!! セッケッキュゥゥウウウ!!!』
間を置かず、店内にこだまする生物学的な言葉。
…百歩譲って『白血球』ならまだ解ります。
しかしまさか『赤血球』が、ライスコロッケの食べかすと共にパチモトの口から飛び出してくるとは思いませんでした。
…パチモトの復活まで、しばらく時間を要する事が予想されますので、何故パチモトがここまで
『イタリー系セクハラ』
に固執し始めたか、その経緯をお話ししておきたいと思います。
…時間は数分前にさかのぼります。
ようやく店に入り、席に付いたパチモトは…先程のアナル事件に気を病み、事もあろうに私を恨めしげに見やってきておりました。
P『ちょ、ちょっとGぃぃ~…K里に軽蔑されたやぁ~ん…』
恨めしげなささやきで私に怒りをぶつけてくるパチモト。
アナルをクイックイッとやっていたのは自分自身であることも顧みず、それを叙事的に表現したに過ぎない私に対し無責任極まりない発言をかましてきやがります。
このパチモトの逆恨みに対し…さすがの私も腹が立ちましたが、ここで落ち込まれてはせっかくの制裁計画もゲームオーバー。
『バカにつける薬は無い』
…とは世間で良く言われておりますが、今はまさにその、『バカにつける薬』を調合してやらねばならない場面であると悟りました。
私『馬鹿だなオマエ……アナルって言うのは…お前のためじゃねぇか』
P『え…なん…ボクのため?』
私『いいか…俺がなぜアナルという言葉をあえて口にしたかよく考えてみろ』
P『そそそれは…』
私『いいか…アナルって言う言葉は心理学的に……(中略)……女性は性欲中枢を刺激……(中略)……ヤリ放題……(中略)……という効果があるんだよ』
P『……。』
…さすがにダメか…
P『…そうかぁ~K里はボクとエッチしたいんやなぁ~』
…何とかリーチ目に入ったようでございます。
私『…ま、まぁ、そうなるかな…』
P『ぶほっ!!なんぼなんぼ!!!…そしたら…』
私『…ん?』
P『ここ、今夜K里を、お、お、お持ち帰りするには、このあとどんな会話がいいのかなぁ~』
…常識で考えれば、いえ、常識以前の問題で…
1) アナルを掻く
↓
2) 素敵
↓
3) お持ち帰り
…などという方程式はあり得ないのですが。
…パチモトの性欲はまさに確変状態でございます。
私『オマエ、K里を今晩持ち帰るつもりか?』
P『そ、そうやなぁ~。で、できれば…アハハァ』
私『それならオマエ…やっぱりイタリアだろ』
P『イ、イタリアかぁ~。さすがやなぁ~』
私『ああ、せっかくイタリアンに来ているんだからな。イタリアの豆知識をちょっとHにK里に教えてやれ。そうするとK里は…まるでイタリアにいる様な気分になるだろ』
P『そそ、そうやなぁ~。なるほどなぁ~』
…こうしてパチモトは、驚異の連チャン機『カプリチョーザ』にて、
イタリア イタリア セクハラ
という目押しを開始する運びとなったわけでございます。
(続)