どうもぱちんこ特許チャンネルです。
皆さん、あけましておめでとうございます。
本年も当ブログをどうぞ宜しくお願い申し上げます。
…はい、というわけで2024年一発目の記事なのでしっかりと年始の挨拶からスタートさせて頂きました。
まだブログ書きはリハビリ中なのでダラダラ前置きはせず本題に入ります。
内容は表題の通り。
みんなが大好きなスマートハンドルの起源について新情報を掴んだので今日は緊急でブログを書かせてもらってます。
(この、緊急で動画を〜、て言う人正直嫌いですテヘ)
スマートハンドルの簡単なまとめについてはコチラの記事などを参考にして下さい。
簡単に言うと、「え、まさかの豊丸がスマートハンドルの元祖!?」みたいな記事だったと思います、多分。(読み直してない)
それにしてもエヴァ15(未来への咆吼)から始まったいわゆるスマートハンドルですが、ここにきて他メーカーも続々と取り入れ始めていますね。
まずはおさらいとして三共やその他メーカーのスマートハンドルを見てみましょうか。
①SANKYO
『シン・エヴァンゲリオン Type レイ』
赤は肉料理に合いそうでしたが、白は魚料理に合いそうですね。
…え?ワインの話ですが何か?
②KYORAKU.
『魔法少女まどか☆マギカ3』
んー、なんかごっつい。
③ニューギン
『花の慶次~傾奇一転~』
ハンドル近くに十字キーなどを集めてるところに好感がもてる。
※ちなみに「スマートハンドル/SMART HANDLE」は三共の登録商標です、一応。
そんなスマートハンドルですが、
前記事でもお伝えしたように特許という半分空想科学読本のような世界では、類似するハンドルが昔からいくつも特許出願されています。
ただし、それらの多くは2000年代のはじめ頃であり、私もその頃がスマートハンドルを含む「従来のハンドルとは異なる形状のハンドル」が考えられ始めた頃だと勝手に思っていました。
甘かった。。。
ショコラテのように。。。
とうとう見つけてしまったのです。
今から30年以上も昔、まだ私がこの世に生を受けるよりも前(多分)の特許出願の中にスマートハンドルの原型を。
それがコチラ。
出願人:『エース電研』
出願日:『1990年7月31日』
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のパチンコ機では、ハンドルが右側に設けられているため、~左利きの遊技客には操作しにくく・・・。
(第1図⇒基本実施例)
『37・・・右手用ハンドル、38・・・左手用ハンドル』
(第4図、第5図⇒変形例)
『137・・・右手用ハンドル、138・・・左手用ハンドル』
・・・!!
そう、第4図に示されているもの、これこそまさに元祖スマートハンドル。
もちろん特許出願という書面上で公開されたものにすぎませんが、
この時点ですでに「左右にハンドルを置く」にとどまらず、「前後方向に回転し、かつ中央部分に寄せたために同軸で回転可能とする」ことまで考えられていたのにはとても驚きました。
はい、今日は特にオチはありません。
ただただ純粋に、昔から開発者は色んなことを思いついて本当すごいな、という話でした。
今日はここまで。
それではまた。