どうもぱちんこ特許チャンネルです。

 

 

 

今回は「パイオニアの苦悩」の予定だったんですが都合により後回しにして、「有利区間」に関する特許出願を紹介します。

 

なお、「紹介」はしますが「解説」はしませんので、頑張って雰囲気だけでもつかんで帰って下さい。

 

そもそも自分自身が発明の内容をしっかりとは確認しておらず、「有利区間」で検索してヒットしたものを適当にピックアップしただけですので。

 

 

 

 

ではスタート。

 

 

 

 

 

①特開2021-159606(山佐)

【出願日】令和2年4月2日(2020.4.2)

 

【課題】

ボーナス状態を含む「遊技状態の移行」と有利区間に属する「有利区間状態の移行」との関連性を深めることで、遊技の興趣を高めることを目的とする。
 

【解決手段】

有利区間状態には、通常状態と有利状態とが設けられ、

遊技状態には、第1状態と第2状態とボーナス状態とが設けられ、

ボーナス状態へは、ボーナス移行役の入賞により移行し、

第1状態へは、ボーナス状態の終了により移行し、

第2状態へは、第1状態で所定の遊技期間を経過することにより移行し、

 

有利状態に関する有利抽選は、第1状態よりも第2状態の場合に行われた方が有利であり、

 

有利状態への移行を契機に遊技状態の移行が行われず、有利状態の移行前から行われている遊技状態を維持し

有利状態の終了を契機に遊技状態の移行が行われず、有利状態の終了前から行われている遊技状態を維持する

 

 

 

 

 

これとは別に、まんま鉄拳デビルっぽい特許出願もありましたが、とりあえず山佐からはこれ1つだけにしておきます。

 

 

 

 

②特開2021-153815(オリンピア)

【出願日】令和2年3月26日(2020.3.26)

 

【課題】

設計の自由度が高い遊技機を提供する。
 

【解決手段】

複数種類の遊技状態の間で遊技状態を移行させる遊技状態制御手段と、

所定の役の入賞を補助する指示演出の実行を制御する指示機能制御手段と、

指示演出を実行可能な有利区間を含む複数種類の遊技区間の間で遊技区間を移行させる遊技区間制御手段と、を備え、

 

有利区間には、第1有利区間と、第2有利区間と、第1有利区間および第2有利区間よりも有利な第3有利区間と、が含まれ

 

遊技区間制御手段は、有利区間に移行する際の遊技状態を参照していずれの有利区間に移行させるか決定する

 

 

 

 

とにかくRT1にさえ移行すれば、その後は非有利区間を挟んでも毎回有利度が高い有利区間(↑の例では第3有利区間)に移行するので機械割は上がる。(・・・ハッ!?)

 

 

 

 

③特開2021-119899(ユニバーサル)

【出願日】令和2年1月30日(2020.1.30)

 

【課題】

指示機能の作動とボーナス役の作動とを組合せたものにおいて、適性な出玉管理を可能にする


【解決手段】

複数の図柄をもつ複数のリールを備え、

内部当籤役と遊技者の停止操作とに基づいて回転中のリールを停止させて所定の図柄の組合せを表示させ、

所定条件下、停止操作に関する指示情報を報知する指示機能を作動可能にした遊技機において、

 

内部当籤役に、所定のボーナス役BBを含み、

 

予め定めた条件下、例えば「BB内部中」の不当籤時にボーナス役の作動を回避した回数が所定値3回等に達したとき、所定値に達しない0~2回等よりも、指示機能の作動性能例えばAT初当り確率等を高める

 

 

 

BB内部中かつハズレ時(つまりBBを揃えられるとき)にBB入賞を回避するとポイントが貯まっていき、AT初当り確率が上がる。

 

これは有利区間の話じゃないか。

おそらく有利区間終了とともにポイント情報もリセットしないといけないはず。

 

ただまあ有利区間のG数上限が3,000GだったりメダルレスでG数上限なしだったりした場合に、こういう仕様の機種が出てくる可能性もあるので消さずに残しておきます。

 

 

 

 

④特開2021-137239(三洋)

【出願日】令和2年3月4日(2020.3.4)

 

【課題】

遊技興趣の向上を図ることが可能な遊技機を提供する。
 

【解決手段】※この内容自体はあまり重要ではない

通常区間からは、有利区間に移行する。

有利区間は、当該有利区間において1500回の遊技が行われた場合と、有利区間における差枚数が2400枚に達した場合と、に終了する。

有利区間は、チャンスモードと、報知モードと、によって構成されており、報知モードに移行した場合には、3枚遊技を行った場合、押し順ベルに当選するとベル入賞を成立させることができる操作順序が報知される。

チャンスモードにおいては、3枚遊技を行った場合、報知モードへ移行させるか否かの移行抽選が行われ、報知モードにおいては、3枚遊技を行った場合、純増枚数を増加させるか否かの上乗せ抽選が行われる。

3枚遊技の次遊技回では、ベット数を2としてスタートレバーを操作しても2枚遊技が開始されないことがある。

 

 

重要なのはここから。↓↓↓

 

<3枚がけ時>

 

<2枚がけ時>

 

 

 

RAMクリア後(BB非内部中)にどのRT状態移行契機役を引くかによってRT状態移行先が異なる。

さらに、RT状態の種類によってRT状態が転落するまでの規定G数が異なる。(・・・ハッ!?)

 


 

 

 

以上、紹介おしまい。

 

 

今日はここまで。


 

 

 

それではまた。

 

 

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