2004年11月30日 | 元パチンコライターのブログ

2004年11月30日

●11月30日(火)曇り・晴れ

 早いもので、街はもう、クリスマス模様。そこかしこにクリスマスのイルミネーションが飾られ、イヤでもあと1ヶ月で2004年が終わるということを実感させてくれる。いつものように8時30分に自宅を出ると、途中の並木道に繋がれているケーブルが目に入る。夜は並木道にイルミネーションが灯り、周囲を照らしてくれるが、朝見ると、それはただの電線。足下にはイチョウの葉。天が晴れと曇りを二分している朝。


 並木道を抜けると、メイン通りに辿り着く。メイン通りを少し歩けば、そこはもう駅前。喧噪に眉をひそめながら、逃げるようにして駅前のD店へと入る。


 まずはおそ松くんから。クギは先週の金曜日との比較。前回の日記で、立って見る限りどの台もヘソが平行かそれ以下と書いたが、その金曜日に見た時点では、ヘソに関してはどの台も多かれ少なかれ改善されていた。よって、このシマのクギ読みには一層力が入る。端から見歩いたところ、ヘソはそのまま。しかし、道クギやワープがイタズラされている。あたかも店が新基準機に対応したクギ調整を模索しているかのよう。ワープ入口がミサイルの命クギみたいに思い切り叩かれている台もある。道クギのアウト部分を狭めるように引っ張られている366番が最右翼か。いずれにしてもこのシマは経験不足で台ごとのデキが把握できていない。一度腰を据えて打たないといけないだろう。今日がその日になるのだろうか…。


 結局どこもおさえずに大ヤマト2へ。大当り確率が低いためか、最もアキが期待できるシマ。左端から見歩いたところ、30番台と36番台のヘソがアイている。前回の日記のときから変わっていない20番台も打てる候補。最初に30番台のアキを見付けた時、反射的に上皿にタバコを置いた。


 続いて羽根モノ。前回の日記の時に打ったアクアパラダイスの81番台とその左、80番台の寄りクギがプラス調整。前者はいいにしても後者には食指が動く。デキのいいこの台ならば、このクギで打ち止めまで行けるのではないだろうか。そう思いながらも素通りしてしまった(結局、この台はシマで一番出ていなかった…)。レレレにおまかせは全台がシメの部類。


 30番台へと戻って、開店時刻を迎える。500円分の玉を買って打ち始めると、回る、回る。最初の千円で32回転だったか。さすがにこれはムラの部類だが、千円当たり25回転はありそう。しかし、アツい予告やスーパーリーチが出ないのが気に掛かる。さすがにこの回りでは中途半端なところでは投げられまい。黙って2万円までのクチかと戦々恐々としながら玉を買い続けていたら、7000円目の玉を借りた直後に全く回らなくなる。その玉が無くなる寸前でポコポコとヘソに入ったかと思ったら、ドキッ。突如としてワープ予告の快音を聞く。10秒でワープが終わってしまったので冷やかしだろうと思っていたら、ワープ終了後に大ヤマト砲フラッシュが出て、スペースゼロリーチへ。戦闘機がクルリと1回転して「WARNING」になって、当たってくれた。だが、うれしやかなしや、単発図柄だ。再抽選もせず。6・6・6。173回転目の出来事。


 2回目――時短中は何もナシ。通常状態へと戻る。よく考えてみたら、これで大ヤマト2では4回連続で単発図柄を引いたことになる。まあ初代大工の源さんや黄門ちゃまなどでも4回くらい連続して確変図柄で当たったことが頻繁にあったのだから、ここは許容すべきところだろう。しかし、もしも大負けしている段階でコレを食らったら腹が立つだろうな…。などと考えながら打っていたら、800個打ち込んだところでガノンガイラーが出現。WAVEもティム群も出なかったのであまり期待していなかったのだが、ワープリーチからあっけなく当たってくれた。オキシンマが三人、7・7・7。やった! 確変図柄を引いたぞ! 時計を見たら9時56分。


 3回目――ビーム予告が出て、横の大ヤマト砲リーチ。8で大当り。


 4回目――ガノンガイラーにティム群が複合して、リーチになる前からもらったという心境。A銀河リーチから7・7・7。


 5回目――そろそろ確変が終わるかと恐れていたら、ワープ予告から大ヤマト砲リーチ(正面)で2・2・2。だがショックカノンチャンスで3に昇格してくれた。


 6回目――デジタル回転中に3・2・1とカウントダウンが入る。これが例のプレミアム予告か…。結果を見るまでもなく7・7・7。確変がまた続く。


 7回目――デジタル回転中にまたも怪しげな演出が発生した。画面が白く包まれたかと思ったら、ボタンを連打しろとの指令。そうか、これが大ヤマト砲のプレミアムか。最初は命令に従ってボタンを押したのだが、画面左下に残り秒数らしきものが出ている。残り8.○○秒…。なにっ? 10秒間もボタンを連打しろというのか。そんなの、やってられない。ボタン連打を放棄して画面を眺めていたら、当然のように1・1・1。


 8回目――先ほどの「連打しろ!」の命令に背いたからか、あっけなく確変が終わる。ワープリーチから2・2・2。結局7連チャンで確変が終わった。時計を見たら10時40分。


 9回目――たまにかかるスーパーを(さほど期待せずに)眺めながら時短を消化する。ところが、もう終わりかと思った100回転目に「ガイーン」と音がして、ワープリーチへ。まさかと思ったが、当たってしまった。2・2・2。100回転の時短を全くムダにしないパーファクト連チャンだ。再抽選で確変に昇格すればまさにデキた! となるのだが、そうは問屋がおろさなかった。安目を引いて、一件落着。


 10回目――この8連チャンで出玉は15400個ほど。申し訳ないくらい簡単に、浮きの領域に入ってしまった。展開にもよるが、ここは守りに入るべきだとの意識も芽生え始めている。回りの方は相変わらず25回ペース。1800個(1箱分)打ち込んだが、当たる気配はなし。ここは3300個の当りの相場におまけを付けて、3600個(2箱)分までのパチンコにしようか。時間はまだ早いが、こんなパチンコ、無制限に出るわけがない。 守りの気持ちを強くしながらひたすら打ち込んでいると、まさに当りの相場である3300個落ちの線で戦闘機5機からガノンガイラーが出てきた。ティム群も複合し、もらった! と思っていたら、残念でした。ワープリーチが1コマ過ぎて止まって、ジ・エンド。この時、台のココロを垣間見たような気がした。わずかに残った300個ほどの玉を義務的に打ち込んで、ヤメ。

 玉を代えたら11833個。12時20分に至る。

 投資額=7千円。出玉=11833個。トータル=2万5百円のプラス。