「かていてる」創刊号のころ、ちょうど、海外で開発され、日本でも期待されていた原子力ペースメーカーについて
最新の記事がロイターに載ってました。海外では、実際に実用化されてたんですよね。
以前何度か、記事にもしました。
http://jp.reuters.com/article/oddlyEnoughNews/idJPJAPAN-29466320071220
新聞記事なので、リンク切れるのは早いと思います。

1973年に20歳の女性に埋め込み手術が行われた「原子力ペースメーカー」が術後34年を経た現在もなお稼動し、この女性の心臓を支えているのだそうです。
この記事では、「コストや耐久面において理にかなっているともいえる。」と一旦は書いてあります。

ただし、「難点があるとして同ペースメーカーを再び採用することは支持できない」という実際にこのペースメーカーの埋め込み手術を行った米国医師の話では、
 現在電池式のペースメーカーの価格が5万5000ドル(約623万円) 113円/ドル換算 →ちょっと随分高い金額ですね。
 当時5000ドルだった原子力ペースメーカーは、現在の価格にして2万3000ドル(約260万円) 以上に相当し、維持費は1万9000ドル(約215万円)。
この記事のこの部分、信頼性?です。(ロイターなんですけどね。) →本当のところを一回確認してみたいですね。

「現在54歳となった患者の女性は、ペースメーカーの連結部分の修理が必要な以外、経過は良好。定期的な検診を継続している。」のだそうです。
→ここも、よくわかりませんが、リードとのつなぎって意味ですかね。とはいいながら、まだ54歳くらいなら、一度この方と話をしてみたいものですね。

最後に書かれているように、
「原子力ペースメーカーについては、最も危険な物資とされるプルトニウムを動力源としているため、これまでも論議を呼んできた。」
日本では、これがネックで採用されなかったんですよね。
でも、そんなに若い方が入れて、今でも、動いているというのは、初めて知りました。長寿命のための機種なので、若い人に採用したんでしょうね。