「かていてる」平成19年3月号が昨日来ました。今回も、おもしろそうな記事満載ですが、
一番気になったのが、この原子力電池搭載型ペースメーカー。

別途「かていてる」の初期の記事を読んででてきたあの原子力活用型の記事で、前日本光電工業㈱臨床工学技士の方が、千葉県支部創立10周年記念総会時に行われた講演の掲載記事の中にありました。
この記事は、全体的に興味深いので、また、別途メモします。

以前にも、読んだように、このタイプは、
プルトニウム238を利用。その化学反応での発熱を電気エネルギーに変換するタイプと表現されてます。
写真も載っていて、その中に、原子力電池がのってます。
米国の文献からの引用らしいんですが、

生産者が表示したこのペースメーカーの寿命は、「77年」だったそうです。

ただし、プルトニウムは、放射性同位元素で、取り扱いはやっかい。
しかも、放射能が半分になる、半減期が、百何十年という物質なので、
なかなか、放射能がなくならない。

ということで、
 ①不幸にも、これを入れた人が行方不明になると、この放射能が野放しになる。
 ②交通事故で、つぶれたりすると、大変
で、二年くらいで、姿を消したとここでは、書いてあります。
調査結果では、日本には、一台も入っていないそうです。
当時、このタイプのPMは四つの会社が作っていたそうです。