妊娠8週ごろ
母子手帳を手にしてからというもの、少しでも時間があれば妊娠・出産・育児・マタ旅に関する情報を調べるようになった。
検索履歴はそれらにまつわるもので埋まり、TikTokやインスタのおすすめ欄も関連する投稿ばかりになっていた。
週数が進むにつれて、今度はつわりの軽さが気になるようになった。
よく聞く「ご飯が炊ける匂いで吐いてしまう」というようなことは一度もなかった。
この妊娠期間中、一度も吐くことはなく、あったのは気持ち悪さと疲れやすさ、そして強い眠気くらいだった。
普段は健康のために一駅分歩いていたが、その頃はそれすらできなかった。
そんな中で目に入るようになったのが、「つわりの軽さとダウン症の関係性」に関する記事だった。
関連性は証明されていないと書かれていたものの、一度気になり始めると頭から離れなかった。
出生前診断についてもたくさん調べた。
ちなみに、私が通院していた産婦人科では主に次のような検査が行われていた。
・超音波検査
エコーで胎児の状態を確認し、構造上の異常や染色体異常、特定の疾患、心臓などの形態異常の可能性を調べる非確定検査。
↓
・母体血清マーカー検査
採血によって21トリソミー、18トリソミー、開放性神経管奇形などの可能性を調べる検査。
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・羊水検査
胎児を包む羊水を採取し、染色体異常の有無を確認する確定診断。
母体血清マーカー検査を受けずに羊水検査へ進むことも可能だった。
ただし、超音波検査や母体血清マーカー検査でリスクが低いと判断された場合は、羊水検査を受けられない仕組みだった。
調べれば調べるほど不安は大きくなり、安心できることはなかった。
まだお腹の膨らみもなく、本当にお腹の中で元気に育っているのかも分からない。
ただ、次回の検査の日が来るのを待つことしかできなかった。