手術1日目 ラミナリア1回目
病院に行きたくなかった。
朝、夫を見送ったあとも、もし行かなかったら何と言い訳をしようか、ぼんやり考えていた。
それでも、時間になると病院へ向かう準備をしている自分がいた。
事前にいろいろな体験ブログを読んでいた。
・ラミナリアは生理痛のような痛み
・ラミナリアが手術の中で一番痛かった
そんな記事を読んでいた私は、手術そのものへの恐怖は、実はそこまで大きくなかった。
ただ、太郎と離れなければならないことが悲しくて。
そんな決断をする自分のことが、どうしても許せなかった。
病院に着き、診察台へ案内された。
先生は淡々と処置の準備を始めた。
「はい、入れますね」
その声と同時に、下腹部へ生理痛のような強い痛みが走った。
それが数回続き、1回目の処置は終わった。
この時まで私は知らなかったのだけれど、ラミナリアにはS・M・L・LLとサイズがあり、それらを組み合わせながら少しずつ子宮口を広げていくそうだ。
1回目は、SとMを合わせて4本入ったらしい。
痛みへの心構えが十分ではなかったこともあり、想像以上の痛みに驚いた。
処置が終わったあとは、腰の痛みが続いていた。
同日 ラミナリア2回目
ラミナリアを交換するため、再び病院へ向かった。
今度はある程度痛みを覚悟していた。
それでも、1回目以上に痛かった。
私の荒い呼吸が診察室に響いていたからか、看護師さんが心配して声をかけてくれた。
2回目は、SとLを合わせて4本だった。
前回よりも痛みが強く、夫には
「一番強そうな痛み止めを買ってきて」
とお願いした。
そのあと夫と合流して外食をした。
私は痛みを訴えていたのに、お店を探して歩き回ることになり、夫にきつく当たってしまった。
痛みも強かったので、翌朝のラミナリア交換に備えて、その日は早めに眠ることにした。