最近娘が、鼻セレブの箱にプリントされているアザラシにキスを繰り替えしている整体院晴々の今井です。

 

さて。

「がんに効くサプリ」と聞くと、なんだか怪しげな広告が脳内をよぎるかもしれません。

でもね、
研究で「ビタミンDががん患者の生存率を上げる」っていうデータが出ちゃってるんです。

しかも、アメリカCDC(病気予防のプロ集団)が12年分かけて集めた2,463人分のデータです。

 

結論

血中ビタミンD(正確には25[OH]D)が「75nmol/L以上」ある人は、
がんで亡くなるリスクがドーンと下がるって話。

 

「どのくらい下がるの?」って話ですが、

  • 全死因死亡率は 41%減

  • がん特異的死亡率は 52%減

……これを聞いたらサプリ取りたくなりません?(笑)

 

ところで皆さん、

自分のビタミンD濃度、知ってますか?

日本では、

  • 75nmol/L(≒30ng/mL)以上が「OKライン」

  • 50〜75nmol/Lが「不足」

  • 50未満は「欠乏」とされています。

でもね、
“OKラインギリギリ”じゃダメっぽい。
今回の研究で、死亡率が明らかに下がり始めたのは 75nmol/L“を超えたあたり”からなんです。

 

要するに「攻めのビタミンD」です。

単に「欠乏しないように」じゃなくて、
「がんと戦える濃度にまで上げておこうぜ」ってこと。

 

で、どうする?

実際にビタミンDって…

  • 日光浴(1日15分〜30分で十分)

  • 魚(サケ・イワシ・サバなど)

  • キノコ類

  • そしてサプリ(2,000IU/日が今回の基準)

で摂取可能です。

特に、室内仕事多めな方には、サプリが頼り。

 

ここがすごいこの研究

 ・がんの種類問わず
 ・生活習慣や年齢も調整済み
 ・追跡期間は中央値70ヵ月(けっこう長い)

つまり、「まぁまぁ信じていいデータ」です。

 

そして最後に。

がんに限らず、
“生きる”ということは、
日々、体の中で起きている小さな戦争に勝ち続けることかもしれません。

その一つの武器が「ビタミンD」。

 

どうせ戦うなら、
味方は多い方がいいですよね。

 

 

※原著論文:Bai Y, et al. Nutr Cancer. 2023 Nov 18.
※参考文献:Kuznia S, et al. Ageing Res Rev. 2023;87:101923

 

 

 

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