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自宅は築50年越えの空き家をフルリノベーション
インテリアと家づくりが学べる、一級建築士のブログ
かれこれ十数年右肩上がりのマンション価格。
憶ションどころか2億ションすら当たり前の世界になってきました。
都心のタワマンと聞けば優雅な生活を思い浮かべますが、実際はどうなのでしょうか。
ここにひとつの真実がありました。
2023年完成の東京都中央区のタワマン。
43階で眺望は良いのでしょうが、内装も設備もまるでローコスト住宅のそれで、部屋も狭く…
これに2億以上の価値があるというのだから私には全く理解できない世界です。
マンション価格は今後もまだまだ上がると言う専門家も多いですが、個人的にはそろそろこの辺で一度大きな調整をすべきだと思いますね。
地方に住んでるのもあると思いますが、違和感しか感じません。
そして違和感と言えば湯沢リゾートのマンション群を忘れてはいけませんね。
平成バブル遺産。
ここ最近は円安やニセコバブルの影響もあってか一部で人気も出てきているようですが、一過性でしょう。
今でも一室0円で売りに出されることもあります。
管理費などを払いたくないからタダでも譲りたい人がいるのです。
まあいつ見てもこのド田舎にこの高層マンション郡は異様ですよ。
でもあの当時は誰もそれに気付かなかったんだからやっぱりバブルとは恐ろしいものですね。
さて、そんなバブリーマンションとはかけ離れたお家が間もなく完成しそうです。
今回もヴィンテージテイストにカッコよく仕上がりました。
床も壁も天井もほぼ無垢材で、素材感や空気感といったものと暮らしていきます。
人間の住まいにバブル感は必要ないですね。