一級建築士である私が設計した物件をはじめ、インテリアや家づくりについて情報発信しています。
また、築52年の中古住宅を購入しリノベした記録、日々の暮らしについても書いています。
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気が付いたら前回の更新から一週間が経っていました…
複数の現場が同時に動き、それに加え新規相談も多数いただきまして嬉しい悲鳴をあげておりました。
そんな中、先日引き渡しを終えた小さなカフェ。
床屋さんと併設という珍しいパターンです。
久しぶりに店舗設計をやりましたが、考えなければいけないことが住宅とは違うのでなかなか大変でした。
いい勉強になったので次に活かしたいですね。
さて、本題ですが
タイトルに書いたとおり住宅業界に不穏な空気が漂っております。
これは今日発表された6月の住宅着工棟数です。
赤線で囲んだ持家(注文住宅)の着工数が、18ヶ月連続で前年同月比減少しています。
新築には政府の大型補助金なども出ているのですが、このあり様です。
要因のひとつとして住宅価格の高騰があげられます。
ウッドショックこそ落ち着きましたが、その他設備や建材の値上げは止まりません。
建売住宅も1年以上売れ残っている物件がチラホラ。
とはいえ住宅ローン金利(変動)は史上最低近辺なので、ローンを組むには絶好のチャンスなのですが…
このまま着工数が下向きのままでは、確実に住宅会社の倒産は激増します。
契約金を支払った翌日に住宅会社と連絡がとれなくなった。
こんなケースも増えてくるかもしれません。
ではどうしたら潰れそうな住宅会社を見分けることができるのか。
いくつか前兆はあるのですが、残念ながら完全に見分けることは難しいのです。